「社会学講座」アーカイブ
※検索エンジンから来られた方は、トップページへどうぞ。
講義一覧
|
6月30日(日) スポーツ社会学(ニュース解説特別編) |
|
|
※お断り※ 今日の講義は「ニュース解説」との連動企画であり、駒木ハヤト本人の主観的意見が中心の内容となります。客観性を欠く部分があるかと思いますが、コンテンツの性格をご理解ください。また、文体は常体(で、ある調)となります。 ※本日付講義は6/27付ニュース解説、及び6/28付講義(特別編)の続きになります。未読の方は、まずそちらをどうぞ。 さて、本国で文字通り熱狂的なパフォーマンスを繰り広げた韓国サポーターたちの話である。 “レッドデビル”の異名をとる、赤いTシャツに身を包んだ彼らの行動は、まず真っ先に当の韓国国内で賞賛を受けた。曰く、「秩序だった行動」、曰く「サポーターの鑑であった」……などなど。 だが、W杯会期中の韓国サポーターたちの行動を俯瞰してみると、その行動のどこが「鑑」なのかと、思わず首を捻じ切らんばかりにひねりたくなる出来事が続発している。 まずは1次リーグが行われた時期の問題行動、それはリーグ緒戦・ポーランド戦の前夜から始まった。 試合まで24時間を切った真夜中のポーランド宿舎前、場違いな格好をして彼ら・韓国サポーターはやって来た。 また、スタジアムの中でも、ポーランド選手に対する敵意に満ちた振る舞いがなされ、通信衛星を通じて世界中にその様子が放映された。 しかしこれだけでは収まらない。さらにこの時期、直接試合に関係無いところでも様々な醜聞が伝えられている。 こうして、韓国サポーターの1次リーグは終了した。来るべき決勝トーナメント1回戦の相手はイタリア。波乱の1次リーグを象徴するように、強豪イタリアは、リーグ2位の枠に入ることとなった。 韓国戦を控えた最終調整のためにスタジアムを訪れたイタリア選手団は、その前に広がる光景に、思わず我の目を疑った。 “1966 AGAIN” 1966年のW杯、当時から強豪国であったイタリアは、アジアの小国・北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)の前に不覚を喫し、1次リーグ敗退の屈辱を味わった。 それを、もう一度だと───? イタリアサッカー関係者の憤りは怒髪天を衝いた。この行為がフェアプレー精神、及び対戦国への配慮を欠いたものであると、イタリアサッカー協会は直ちに正式な抗議をFIFAに対して行った。当然の事である。 どうして韓国サイドはこんな馬鹿な真似をしたのか。どうやら多くの人は、「朝鮮民族が1966年に成し遂げた偉業をもう1度」という意味のキャッチフレーズとして、このフレーズを採用したらしい。まったく無邪気というか、何と言うか。 ポーランド戦からミソを付けっ放しの、試合中の韓国サポーターの観戦マナー、これはこの日も最悪と言っていいシロモノだった。 この試合の後、決勝トーナメント1回戦終了時点での“フェアプレー賞”の得点集計中間発表が行われた。 さて、次なる準々決勝のスペイン戦、ベスト16のイタリアですらああなのだから、準々決勝はどうなるのだろう、と思っていたが、この時の韓国サポーターは、イタリア戦に比べると大人しかった。酷い文句を書いた横断幕も無かったし、椅子文字があったとも聞いていない。もっとも、試合中における節操の無いブーイング攻勢は相変わらずだったので、それを果たして“大人しい”と言って良いのかどうかは微妙なところだが。 さて、この組み合わせが決まった直後から、日本のサッカーファンの間では、ある1つの懸念が浮かび上がっていた。それは、 ──そして、その危惧は現実のものとなった。なってしまったのだった。 試合前、スタジアムへ向かう途中の市街地で、韓国サポーターが誇らしげにプラカードをTVカメラの前に突き出した。そこに大写しになったハングル文字は、こう書かれていた。 「ヒトラーの息子達は去れ!」
特に最後の段落は日本人として考えさせられる部分も多いが、それについて述べるのは今ではないだろうから口をつぐむ事にする。 ナチス関連では無かったが、酷いプラカードはまだあった。ドイツ選手の遺影を作り、「敗者の冥福をお祈りします」と記したものを、またしてもTVカメラに掲げていた馬鹿者がいたのだ。不謹慎にも程がある。 3位決定戦のトルコ戦については、先に紹介した通り、トルコが朝鮮戦争時代の盟友であることもあって、極めて温和なムードの中で進行した。だが、これがもし、アメリカや日本が相手だったら、恐らくこうはならなかったであろう。この試合も、相手が友好国だったから大人しく応援していただけで、本質的に韓国サポーターが宗旨変えをしたわけではないのだ。 サポーター問題の最後に、この大会の中での韓国の日本に対する態度についての話、そして今回の2国共催についての意義についての話もしておこう。 日本のマスコミの“大本営発表”では、さも韓国サポーターが日本に対して友好的な態度で接し、自国と同じように日本を応援していたかのように伝えられているが、それは全く正反対である。日本代表を応援していた韓国人は在日韓国人の方たちくらいであって、少なくとも在韓韓国人の圧倒的多数は“アンチ日本代表”であった。 もともと今回の共催は、九分九厘日本の単独開催で内定していたものを、韓国サイドがFIFA内部での政治力を駆使して権利の半分を“強奪”したものである。最初から“仲良く共催”というわけではなかったのだ。その上、韓国が歩み寄る姿勢を全く見せなかったのだから、“友好的な共催”が成功するわけがない。それを自覚せず、もしくは自覚しない振りをして、一人相撲をとった日本のサッカー界とマスコミ。その姿は哀れなほどに滑稽であった。それは理想を追い求めていただけに余計にそう映ってしまった。 さて、韓国のサポーターについての話はこれで締めくくるとしよう。こんな連中(敢えてこう言う)が応援する韓国代表チームが不正ジャッジで偽りの快進撃を見せつけたところで、怒りと憎しみこそ湧けど、応援する気持ちになどなれなかった人が、それこそゴマンといたことがこれでご理解頂けると思う。 しかし、この問題はこれで終わりではない。 (追記7/2:韓国サポーターによる問題行動のエピソードで、まだあと2つ紹介し忘れていたものがありましたので、蛇足ながら追記させてもらいます。 ご覧のように、またしてもロングランの講義になってしまいましたので、再度中断いたします。続きは明日付の講義の中でお送りいたします(月曜日付講義に続く) |
|
6月29日(土) 競馬学概論 |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
珠美:「さて、ご覧のように今日は番外編となります。しかも『懺悔番外編』(苦笑)。どうしてこんな事になったかは、博士から直接説明して頂きましょう」
……頭ボケボケの未明に行った講義とはいえ、とんでもないボーンヘッドでした。
珠美:「単枠指定っていうところに時代を感じさせますね(笑)。まだ馬券が枠連しかなかった頃に、同枠馬の出走取り消しでトラブルになるのを避けたり、オッズが割れるようにする狙いなんでしたっけ?」
珠美:「あ、またイイデの馬ですね」
珠美:「一見、豪華メンバーに見えるんですけど、実はそうではないんですよね、このレースは」
珠美:「だんだん競走馬として親しみのある馬名が多くなって来ましたね」
珠美:「懐かしいというか、記憶に新しいというか、そんなレースですよね」 |
|
6月28日(金) スポーツ社会学(ニュース解説特別編) |
|
※お断り※ 今日の講義は「ニュース解説」との連動企画であり、駒木ハヤト本人の主観的意見が中心の内容となります。客観性を欠く部分があるかと思いますが、コンテンツの性格をご理解ください。また、文体は常体(で、ある調)となります。 まずは重複を恐れずに、W杯準決勝・ドイツ×韓国戦の結果を振り返っておこう。 スコアは1−0でドイツの勝利。試合内容は後でまた述べるとして、掛け値無しに素晴らしい試合であった。 その素晴らしい試合を演出した立役者は、やはり主審を務めたスイス人のメイヤー氏ということになるのだろう。90分以上もの間、一貫して極めて公平なジャッジを下し続けた彼は、まさにこの試合の最高殊勲者と言って差し支えない存在であった。 さて、審判だけでなく、本来の主役である両チームの選手たちの戦い振りについても振り返っておこう。 ◆───────◆ 今回のW杯において韓国に関する話をする時、やはり真っ先に扱うべきなのは、審判と誤審についての問題であろう。 そして、そんな誤審問題が、特に集中して降りかかったのが、ホスト国にしてアジア勢初のベスト4に進出した韓国絡みの試合であった。 まず今回の不当判定問題の発端となったのが、1次リーグ最終戦の韓国×ポルトガル戦であった。 とはいえ、この試合に関しては、その後の試合に比べると、不当ジャッジだと深く追求する声は少ない。 これまでのW杯では、第1回以来、全てのホスト国がファースト・ラウンドを勝ち抜けている。 さて、これを聞いて、皆さんはどう思われるだろうか? だから、ここで“全て”を終えていれば良かったのだ。 しかし、その後の韓国の試合では、明らかにやってはいけない事、あってはならない事が起こってしまったのだ。 …それではこれから、W杯72年間の歴史に残る汚点になるであろう幾つかの出来事、それについての話を進めてゆく事にする。 …試合終了直後から、一部の地域を除く世界全土から怒りの声が巻き起こった。FIFAには数十万通の抗議メールが殺到し、サーバーをパンクさせた。欧米のマスコミも「スキャンダルだ」と書き立てた。マスコミ連が無邪気に「韓国快挙」と報じていた日本でも、水面下では、この試合における不当ジャッジと不当な結果について糾弾する声が次々と上がっていた。 それから4日が経った。その間、先の試合に対する批判の声は、強くなれど弱くなる事は無かった。 そんな不穏な空気の中、FIFAもようやく本気で強権発動の決意をし、来るべきドイツ×韓国戦の審判を、ヨーロッパの実力あるベテラン審判で固める事に決めた。審判は中立地域から、という原則を曲げてまでの特別措置。どこまで問題が重大化していたか、これだけとってみてもよく分かる。 こうして、この不正ジャッジ騒動は一応の収拾を見た。真相解明の動きは大会終了後、徐々に始まり、そして恐らく全てが明らかになる事なく沙汰闇になるのであろうが、ここでも推測程度だが、一連の不正ジャッジについての分析をしておこう。 ……だが、これらはあくまでも推測である。必要以上に根拠の無い事を述べ立てるのは、もうこれ以上は控えておくことにする。 とにかくこれは悲劇であった。本来なら正々堂々と勝負を挑んでいった韓国代表の選手たちは同情されるべき存在だったのかもしれない。だが、残念ながらそうはならなかった。少なくとも日本のサッカーファンの多くは韓国代表に憎しみにも似た感情すら抱いた。それは何故か? では、日本の、そして世界のサッカーファンを憤慨させた韓国サポーターとマスコミの劣悪な姿は、果たしてどのようなものだったのだろうか? 申し訳ありませんが、余りにも長文になりすぎ、講義1日分のスペースでは収まりきらなくなってしまいました。続きは日曜日にお送りする事にさせてもらいます。(続編に続く) |
|
6月27日(木) 演習(ゼミ) |
|
さて、今週もゼミの始まりなのですが……。 困りました。レビュー対象作がありません(苦笑)。 ただ、先週予告しました通り、「週刊コミックバンチ」で、あの「世界漫画愛読者大賞」グランプリ受賞作・『エンカウンター〜遭遇〜』の連載が始まりましたので、そちらのレビューを行いたいと思います。 …と、いうわけで、たった1作品のレビューとなりましたが、事情が事情ですので、どうぞご理解下さい。 さて、まずは情報系の話題を少しだけ。 また、終了した2作品の穴埋めですが、これは来週から5週連続で読み切りシリーズが始まると予告されておりました。ですので、新連載が始まるにしてもその後という事になりそうです。 ……さて、それでは今週のレビューへ。1作品だけですが、全力で頑張ります。文中の7段階評価はこちらをどうぞ。 《その他、今週の注目作》 ◎『エンカウンター〜遭遇〜』(週刊コミックバンチ2002年29号掲載/作画:木之花さくや) もはやこの社会学講座とは切っても切れない関係となりました、この作品。第1回「世界漫画愛読者大賞」のグランプリ受賞作が、連載作品となって「バンチ」に再登場となりました。 作者の木之花さくやさんのプロフィールと、「世界漫画愛読者大賞」エントリー作品となった、同名の読み切り作品の内容等については、3月13日付ゼミのレジュメを参照して下さい。 さて、早速内容についてお話してゆきましょう。 そして次に、問題のストーリーです。読み切り掲載時は、話作りの基本がなっていなくてシナリオが破綻しまくっていたわけですが、果たして仕切り直しとなった今回はどうでしょうか? さて、もう結論から先に言ってしまいますが、「とりあえずはマズマズのスタートを切ったな」というところです。 あ、あと気になった点がもう1つ。
……というわけで、唯一のレビューが評価保留という締まらない形になってしまいましたが、それも正確な評価を下すためですので、どうぞご理解ください。 それではまた来週。来週は「ジャンプ」も「サンデー」も読み切りが掲載されますので、そちらのレビューが中心になると思います。 |
|
6月25日(火) 文化人類学 |
|
今日は約2ヶ月半ぶりの文化人類学講義になります。 ではまず初めに、“ちゆインパクト”後に受講されるようになった方のために、当社会学講座の文化人類学講義について説明しておきましょう。 当講座では文化人類学の一貫として、フードファイト(大食い、早食い、早飲み)を研究対象にしています。 ……では、説明が終わったところで、さっそく本題に移りましょう。 さて我が日本では、今年の春に発覚した痛ましい事故のために、現在フードファイト業界は沈滞気味であります。が、当然の事ながら海を隔てたアメリカ合衆国ではそんな影響など微塵も無く、今年も7月4日に選手権が実施されます。 そこで今回の講義は、このネイサンズ・国際ホットドッグ早食い選手権について採り上げ、また、大会直前の展望をお送りしたいと思います。 ……それではまず、このネイサンズ・国際ホットドッグ早食い選手権(以下:ネイサンズ選手権と略します)とは、どのような競技会か、というところからお話をしてゆきましょう。 このネイサンズ選手権は、世界中に現存するフードファイト競技会の中で最古、もしくはそれに近いものと思われる非常に長い歴史を持っています。 ところで、現在のネイサンズ選手権は、IFOCE(国際大食い競技連盟)なる団体が運営しています。 さて、このネイサンズ選手権ですが、ここ数年はホスト国アメリカを日本勢が圧倒する状況が続いています。 ……と、こんな歴史を歩んできたネイサンズ選手権。今年は第85回大会となります。それでは今回の日本代表選考状況と本大会展望をお送りします。 そんな注目の第85回ネイサンズ・国際ホットドッグ早食い選手権は、現地時間の7月4日正午、日本時間の7月5日未明に行われます。恐らく日本では7月5日の午前中にはCNN経由で結果と映像が見られることになると思いますので、受講生の皆さんも注目してください。 それでは、予想外に長くなりましたが講義を終わります。(この項終わり) |
|
6月24日(月) 教育実習事後指導(教職課程) |
|
すっかり間延びした展開で失礼しております。ついに5回目に突入してしまいました。出来れば7月早々には決着させたいと思っております。 これまでのレジュメはこちらから↓ さて、今日は実習生控え室でのお話をしてみたいと思います。 実習生は学校内では、原則的に現役教員に準じる扱いを受けます。朝の職員朝礼にはキチンと出席しなければなりませんし、授業が全て終わっても、俊足の帰宅部の生徒のように、チャイムが鳴り終わる頃には校門の外、というわけにはいきません。職員室には実習生用の出勤簿まで用意されていて、キチンと毎日捺印しなければなりません。実習期間中は、特別な事情が無い限り、ちゃんと8時間働くまで校内にいなければならないのです。 ただし当然の事ながら、職員室に実習生の机はありません。実習生は、控え室と称される部屋を全員で1つ与えられ、そこで授業準備などの雑務をこなす事になります。 さて、その進路指導室ですが、大体カラオケボックスのパーティルームくらいの中途半端な広さでありました。そこへ長机とパイプ椅子を人数分入れて緊急の控え室を作り上げます。 ただ、言っておきます。男女比は確かにキャバクラ状態でした。女子実習生は揃って美人でもありました。が、当然の事ながら女子実習生はキャバクラ嬢ではありません。日本国内で最も男女同権と言われる職業・公立学校教諭を目指す、勇ましい女性達であります。 ──そう、そこはまさに女の世界でありました。 ところで受講生の皆さんは、「よく、そんなに細かく役柄を当てはめられるなあ」とお思いかもしれません。しかし、答えは簡単です。実習中、ずっと「この人はどのキャラか?」と考えっ放しだったのです。 それは、宮下佳奈。ドラマでは櫻井敦子が演じた、大人の女の色気をパチスロのモーニングサービスの様に大放出する、“フェロモン女王”というキャラクターです。 ん〜、残念だなあ。あと一息なのに…… ……それは実習期間を半ばも過ぎた時に催された、恩師を交えたプチ同窓会の席でした。会場は、せっかく全員成人したのだからと居酒屋となりました。 ──さて、いかがだったでしょうか? 受講生の方で教育実習を経験された事のある方はどんな控え室の雰囲気だったのか、また談話室でお話を聞きたいと思います。 |
|
6月23日(日) 文献講読(小説) |
|
※この講義は小説です※ 「──おぉ、お疲れさん」 |