「社会学講座」アーカイブ
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講義一覧
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8/15 演習(ゼミ)「現代マンガ時評」(8月第3週分)
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8月15日(木) 演習(ゼミ) |
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さて、お盆、そして終戦記念の日にお送りする『現代マンガ時評』です。こんな日に「ジャンプ」の打ち切りがどう、とか、「バンチ」の編集姿勢がどう、とかいう妙に湿っぽい話をするのはアレなのですが(苦笑)、まぁ、いつも通りの平常心で講義を実施したいと思います。 まずは情報系の話題から。今週は「週刊少年ジャンプ」系の月例新人賞・「天下一漫画賞」・6月期の審査結果発表が出ています。今月は久々にデビュー確定の佳作も出ているようです。では、例によって受賞者・受賞作一覧をご覧頂きましょう。
佳作の『だんでらいおん』は、本来ならば冬の増刊号でデビューするはずなのですが、『世紀末リーダー伝たけし!』が急遽打ち切りになった事で、いきなりの本誌登場もあり得ます(ページ数は合いませんが、他にもう1作品取材休みが出た時は、どうにか掲載可能)。受講生の皆さんも、頭の片隅くらいには置いてもらいたいと思います。 そして話は前後しますが、ここでも島袋光年氏逮捕関連の続報を改めてお伝えしましょう。 ……情報系の話題は以上です。では、今週のレビューに移りましょう。 文中の7段階評価はこちらをどうぞ。 ☆「週刊少年ジャンプ」2002年37・38合併号☆ ◎新連載第3回『SWORD BREAKER』(作画:梅澤春人)《第1回掲載時の評価:保留》 今日のレビュー1作品目は、第1回で評価を保留していた『SWORD BREAKER』からです。 第1回のレビューでは、全体的に荒っぽい絵柄に注文を出しつつも、テンポが早くて読み応えのあるストーリーには及第点をつけました。評価自体は“ファンタジー世界編”での様子を見てから、という事で保留とさせてもらったんですが、マズマズの好ダッシュと言って良いものだったと思います。 が。 第2回、第3回とファンタジー世界での話が進むにつれて、この作品に対する期待が物凄い勢いで萎んでいってしまいました。 今の時点で辛らつな判断を下すのは早計かも知れませんが、この『SWORD BREAKER』、当ゼミでお馴染みのファンタジー作品・『キメラ』(作画:緒方てい)からオリジナリティと表現力を差し引いたような、読んでいて居た堪れない作品になりそうな気がします。 打ち切りを決めるアンケートは低年齢層が中心のため、果たして小・中学生がこの作品をどう評価するかは分かりませんが、この作品、少なくとも恵まれた終わり方はできないのではないかな…と思います。 評価はB−に。設定やキャラクターで余程のテコ入れをしない限り、評価が覆る事はないでしょう。
今週は代原ではない中編読み切りが1作品掲載されています。『MIND ASSASSIN』や『明稜帝梧桐勢十郎』などでお馴染み、かずはじめさんの新作です。 まず絵からですが、この人くらい作品ごとの絵柄変化が少ない人も珍しいですよね。まぁ、クセのあるタッチでもパッと見で下手には見えない絵なので、このままでも十分だと思いますけどね。 さて、ストーリーの方。今回、この作品のレビューをするにあたって、マンガの奥深さのようなものを1つ勉強させてもらいました。 ただ、ストーリーそのものに新味が薄かったため、評価はA−くらいに落ち着いてしまいます。何というか、物凄く上手い漫才師が若手のネタをやったらどうなるか?…みたいなケースですからね、今回は。 《その他、今週の注目作》 ◎『エンカウンター〜遭遇〜』(週刊コミックバンチ2002年29号より連載中/作画:木之花さくや)《読み切り掲載時の評価:B/連載第1回掲載時の評価:保留》 ご存知、「世界漫画愛読者大賞」グランプリ受賞作です。今週号(36・37合併号)で連載8回目という事になりますが、ようやく作品の全体像らしきものが見えて来たので、後追いレビューをしてみたいと思います。 …さて、この作品ですが──。 では、具体的にこの『エンカウンター』がどういう(ダメな)作品なのか、概説していきます。 まず、連載開始から2ヶ月弱に渡って次々と伏線が張り続けられます。深まり続けるばかりの謎、そしてワラワラと現れる主人公たちを見つめる謎の人物。メチャクチャ伏線の数が多いです。ミステリ系マンガでもそこまで伏線引きません、というくらい多いです。その上、その伏線は7週間にわたって小出しで提供されます。 またこの作品では時折、話に出て来る超常現象等を解説するためにマニアックなウンチクが挿入されます。が、難しい資料をキャラクターに棒読みさせる形ですので解説になってません。 でも、ここまではまだ我慢できます。どれだけ伏線を張ろうが大風呂敷広げようが間延びさせようが博識ぶろうが構いません。ちゃんと納得できる形で、「おお、これは面白いまとめ方だなぁ」と思わせてくれれば、少々の我慢はさせてもらいますよ。 さらに作品を読んでみると分かるのですが、犯人が判明してからもまだ2〜3週間引っ張るようです、木之花夫妻。いつになったらUFOとか、イングランド騎士団が発見したインダス遺跡の話になるのでしょうか……? いや、もう期待も何もかも打ち砕かれてしまった今ではどうしようもないのですが……。 ……まぁそういうわけで、『エンカウンター』は、「この作品をこのネタで面白くしよう」という描き方ではなく、「このネタでできるだけ長い間引っ張ろう」という描き方をされています。で、話の展開が難しい場面では「この難しい場面をいかに面白く乗り切るか」ではなく、「この難しい場面からいかに逃げ出すか」を最優先に描かれています。 もうハッキリ言います。志が低すぎます。 これ以上書いていると、こちらも受講生の皆さんも嫌な気分になるだけなので、とっとと評価に行きます。
最近では「バンチ」の部数も減っていると聞きますし、どうにかしないと、本当に地盤沈下を起こしそうでヤバい気がします。
……と、今日は後半湿っぽい事ばかり言っちゃいましたが、どうかご容赦を。それでは今週のゼミを終わります。 |
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8月13日(火) ギャンブル社会学特論 |
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駒木:「さて、今週からしばらく毎週火曜日には、アシスタントの一色順子ちゃんと一緒に、麻雀──特にフリー雀荘についての講義を実施する事にしました。麻雀を知っている人は勿論、そうでない人も社会学やギャンブル学の一貫として受講してもらえれば…と思ってます。では、順子ちゃん、皆さんに改めてご挨拶を」 |
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8月12日(月) 社会経済学概論 |
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夏祭り明け以来、5日ぶりの社会経済学概論になりますね。自分でもそんなに間隔開けているつもりは無かったんですが、よくよく考えてみたら、今の社会学講座はシリーズものの講義を5本抱えてるんですよね(苦笑)。毎日題材探しに奔走していた1月あたりが懐かしい思いです(笑)。 ところで、今回からこの講義は題名を改め、装いも新たにスタートします(回数は通番のままですが)。番外編が本編になってしまった、というわけで、まさになし崩しの対応なのですが、これも当講座らしいと諦めて下されば幸いです。
……さて前回は、文部省推薦を戴くような心に血の通った映画を配給したかと思ったら、気が付いたら深夜番組推薦を戴くような股間に血を通わせる映画を配給している…という、とにかく落ち着きの無い経営方針だった設立当初の“第一期”アルバトロスについてお話をしました。そして今日からは、その時期に続く“第二期”アルバトロスのお話をしたいと思います。 この“第二期”アルバトロスを語るのに欠かせない人物が、前回の講義の最後に紹介した叶井俊太郎氏であります。 1994年、レンタル用ビデオ映画の配給を開始したアルバトロス。そんな中、叶井氏が自信を持って送り出した香港映画が『八仙飯店之人肉饅頭』でした。 まず、主人公が香港からマカオに逃げてきた殺人犯というところからして強烈なのですが、そんな主人公によって展開されるストーリーは更に強烈。 「逃亡先のマカオで中華料理店に就職する主人公→店主との些細ないざこざで店主の一家6人皆殺し→死体処理に困って、死肉で肉まんを作って何食わぬ顔で販売→その後も人を殺しては死肉饅頭を作り、死肉饅頭を作っては人を殺すの繰り返し→主人公、警察に捕まって嫌というほど拷問→刑務所送りになった後も、勘弁してくれというくらい私刑→以上終わり。」 このあらすじを読んでいただけると分かりますが、もう全編暴力・殺人・死体遺棄の連鎖、連鎖、連鎖。特に最大の見せ場である店主一家惨殺シーンでは、スプラッタ&アルバトロス映画通をして「おそらく香港映画史上最大の出血量」と評させる位に血が飛び交います。後半では一転して殺人犯がボコボコにされるわけですが、そこにすらカタルシスは無く、ただ不快感だけが残るという全く救いの無い展開。まさにキング・オブ・人肉映画と言って差し支えない“狂作”でした。 何故だか知らないが再放送されるたびに『となりのトトロ』を観てしまう…という大多数の日本人にしてみれば、「誰が観るねん、こんなもん」というこの『人肉饅頭』。 『人肉饅頭』の味をしめたのか、叶井氏とアルバトロスはこれ以後、次々と香港猟奇映画を発掘し、レンタル用ビデオとして販売を始めます。 ……と、この人肉路線は、まさに映画界の定説である「シリーズが進むほどダメになる」を証明するような尻すぼみに終わってしまったわけですが、こんな事でアルバトロスは挫けません。「ウチは人肉ばかりじゃないんだよ」とばかり(人肉だけでも非常に困りモノですが)、様々なジャンルに進出していきます。 まず6月、カンヌ映画祭に出品された(だけの)官能サイコ・サスペンス映画『マリーナ』を劇場公開にこぎつけて映画配給会社としての本分を示すと、その4ヶ月後、アルバトロスは“脱・血みどろ”とばかりに、他の配給会社では絶対に実現不可能な映画の公開にこぎつけます。 その名も、『セバスチャン』。古代ローマ帝国の後期、専制皇帝・ディオクレティアヌス帝の時代を舞台にした、SMホモ映画でありました。男の裸がスローモーションで強調されるその映像は、まさにそっち方面の方にはたまらないモノでありました。…ていうか、ウケる幅が狭すぎです、アルバトロスの配給する映画は。 ……と、ここまで紹介したのが1994年・わずか1年分の主なアルバトロス配給映画でありました。 |
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8月11日(日) 文化人類学 |
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※レジュメはこちらから→第1回(早飲み系競技)/第2回(早食い系競技) 今回の「2002年度・フードファイターフリーハンデ(以下、FFフリーハンデと略)中間レイト」も今日で3回目。今日は大食い系競技のフリーハンデ値を発表し、一応全てのレイトが出揃う事になりますが、申し訳無い事に、まず今回も前回分の訂正から始めなければなりません。 前回の小林尊選手についての解説文中で、 さて、今回は大食い系競技の3カテゴリについてのフリーハンデ値とその解説をお送りします。解説文中は敬称略、および文体の常体への変更を行いますので、ご承知おき下さい。 「2002年度・FFフリーハンデ・中間レイト」
※主な競技結果※
〜大食い45分カテゴリ〜
※主な競技結果※
※主な競技結果※
2002年の上半期シーズンには、テレビ東京主催の「全国大食い選手権」の新人戦(テレビ東京主催の競技会に参加経験の無い者のみに出場資格がある)と、その予選会の他にメジャー級の大食い系競技会は開催されなかった。 その「全国大食い選手権」新人戦(以下、「新人戦」とする)は、1998年から毎年4月の番組改変期特番に合わせて実施・放映される大食い系フードファイターの登竜門的な競技会で、過去の“新人王”には岸義行、岩田美雪ら、現在でも第一線で活躍している選手たちがその名を連ねている。 そしてこの“大豊作”を受けて今年、この「新人戦」は、より多くの優れた新人を発掘するために、全国5箇所で予選会を実施。それに伴って本大会の参加枠も従来の5から10に倍増させた。 そういうわけで“大豊作”とはいかず、せいぜい“平年並み”に終わってしまった今年のルーキー戦線だったが、それでも即戦力クラスの逸材がいないわけではなかった。 実力最右翼の山本卓弥がリタイヤするという大波乱に翻弄された今年の「新人戦」、栄えある第5代“新人王”に輝いたのは、身長158cm体重40kgという“小さな女王”舩橋稔子であった。 この2名以外の選手では、残念ながら、去年以来格段に層の分厚くなったトップクラスに混じって好成績を挙げられそうな選手は見当たらなかった。地区予選決勝レヴェルの選手は勿論、本大会の前半で脱落した選手たちでも、秋のオールスター戦で出場最低資格の寿司100カンを完食できるかどうかは、極めて微妙と言わざるを得ない。 ……と、いうわけで大食い系カテゴリの「FFフリーハンデ」をお送りしました。次回は全カテゴリの数値を網羅した一覧表と、この半年のフードファイト界を概観した総合解説文をお送りする予定です。では、また次回をお楽しみに。(次回へ続く) |
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8月10日(土) 競馬学特別講義 |
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※この講義の第1回(基礎編)を未受講の方は、是非こちらのレジュメを閲覧して下さい。 駒木:「さて、夏祭りの準備で先週はお休みを頂いたけど、今日は『実戦編』、ちゃんとやるよ」 実戦編1:“本命党”向け実戦講座 1−1:馬券は「当てる」モノではなくて「当たる」モノである事を知ろう! 珠美:「いきなり難しそうなテーマから入りましたけど、これは……?」 1−2:本命馬を過信するのをやめよう! 駒木:「これなら意味は分かるね」 1−3:儲けが均等になる買い方は厳禁! 駒木:「珠美ちゃん、この意味分かる?」 1−4:枠連・馬連は2点まで! 駒木:「…と、いうわけで、“本命党”編のラストだね」 |
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8月9日(金) 教育実習事後指導(教職課程) |
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このシリーズもいよいよ佳境に差し掛かってまいりました。 では、過去のレジュメはこちらから↓ さて、今日はいよいよ、実習最終日の出来事についてのお話をさせてもらう事にします。 教育大学の学生や特殊なケースを除き、教育実習の期間は2週間です。始まる前は結婚披露宴の媒酌人挨拶を前にした出席者一同の総意のようなウンザリした心境であっても、気がつけば正に光陰矢の如し。“たった”2週間の実習期間など、楽屋で飲んだコーヒーか何かが不味かったかために機嫌を悪くした外国人アーティストのコンサートくらい呆気なく終わってしまうものであります。 と、こうして全ての実習活動が終了すると、いよいよ生徒たちとの“別れの儀式”がやって来ます。 で、この別れのシーン、駒木はどうだったのかと言いますと……。 生徒とお別れしたら、今度は先生方とのお別れです。行われるのは、教育実習のスケジュールで最後を飾るは、教科全体での講評会。実習した教科の教員と実習生が全員集合して行う、一種の懇談会であります。 研究事業の講評に続いては、お茶を飲んだりしながらのざっくばらんな感じで、実習生と教員の雑談がしばらく続きます。 とまぁ、そんなこんなで講評会も1時間余りで終了。いよいよ本当に実習の終了です。 しかしいつまでも感慨にふけっている暇はありません。 その場所とは、そう──。
教育実習打ち上げ会場となる、繁華街の居酒屋であります。
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8月8日(木) 演習(ゼミ) |
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いやー、ビックリしましたねぇ。島袋光年氏、女子高生買春で逮捕。詳しくはすぐ後に述べますが、連載中のメジャーマンガ誌連載作家が不祥事で逮捕されたっていうのは、非常に珍しい事じゃないでしょうか。 さて、ではゼミを始めましょう。今週のレビュー対象作は3本という事で、まぁ講義をする方にしても受講される人にしても丁度良い数ではないかと思います。 では、まずは皆さんお待ちかね(?)の情報系の話題から。 冒頭でもお伝えしましたが、昨日(8/7)、「週刊少年ジャンプ」で『世紀末リーダー伝たけし!』を連載中の島袋光年氏が児童買春の疑いで逮捕されました。
他紙の報道によると、島袋氏は警察の取り調べに対して既にいくつかの余罪を自供している模様です。しかしながら当講座といたしましては、ウルトラマンコスモスの一件もありましたし、とりあえず現段階では断定的な扱いをする事は避け、続報を待ちたいと思います。 ……さて、情報をもう1つ。
☆「週刊少年ジャンプ」2002年36号☆ ◎新連載第3回『アイシールド21』(作:稲垣理一郎/画:村田雄介)《第1回掲載時の評価:B+》 今週もセンターカラー&ページ増と、編集部のプッシュが続く『アイシールド21』の後追いレビューです。 この3回目までで、主人公を含めた主要キャラ3人のキャラ立てをこなして、いよいよ次回からアメフトの試合に突入する事になるわけですが、確かにここまでの話の運び方やコマ割りなどはソツがありません。上手いです。主要キャラ3人も、容姿・性格共にハッキリと区別されていますし、どの要素をもってしても、間違いなくプロの描く作品と言えると思います。 ですが、この作品が「他のプロの描いた作品と比べて上位にランクされるのか?」と考えると、やはり少し首を傾げざるを得ません。 一言で言えば、「名作になるまでのプラスアルファが足りない」というところでしょうか。それは即ち、アンケート葉書に記入される「面白かった作品3つ」に入るための決め手に欠けているということにもなります。 評価はB+で据え置き。打ち切りへ突き抜けないためにも、よりインパクトのある話作りに励んでもらいたいと思います。 今週は『ホイッスル!』が休載のため、代原が掲載されました。それにしても最近の「週刊少年ジャンプ」は弛み過ぎです。当たり前のように毎週代原が載る雑誌なんてどうかしてますよ、まったく。 ……まぁこんな事、ここで言ってもどうにもなりませんから話を進めましょう。今回の代原作家である原淳さんは、調べてみると意外と豊富なキャリアが浮かび上がってきました。 では、作品の話に移ります。 評価はB−。『たけし』緊急打ち切りで代原作家さんにはたくさんのチャンスが回って来そうな気がしますので、原さんにも早いところリベンジしてもらいたいものです。
☆「週刊少年サンデー」2002年36・37合併号☆ ◎読み切り『白い夏』(作:武論尊/画:あだち充) マンガ界の超大物タッグによる中編読み切りの登場です。原作の武論尊さんは、昨年『ライジング・サン』で玉砕して以来の「サンデー」本誌登場となります。 さて、作者お2人のプロフィールは余りにも有名すぎるので割愛するとしまして、早速作品の内容に話を進めましょう。 あだちさんの絵についても言及する余地は無いですね。まぁ、「もうちょっとキャラの顔を他作品と描き分けたらどないや」と言いたくなりますが、これももはや、あだちさんの確信犯に近いようですので、追及するのは止めておきます。 で、武論尊さんのストーリーの方ですが、こちらもベテラン作家さんにありがちな陳腐さが無くは無いのですが、それよりもよく練られたプロットに敬意を表するべきでしょう。回想シーンと現在のシーンでセリフをシンクロさせる小技も効果的ですし、何よりも50ページ以上のお話で全く間延びさせていないという点はさすがだと思います。 評価は難しいところですが、「週刊少年サンデー」のマンガとしてはB+、青年誌や成年誌のマンガとしてはA−ということにしたいと思います。
……と、いうところで今週のゼミも終了です。次回は「サンデー」が合併号で休刊なんですが、その分、「コミックバンチ」などからレビュー対象作を引っ張って来られれば…と思います。では、また来週。 |
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8月7日(水) 社会経済学概論 |
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さて、夏祭りが明けて最初の講義になります。最近、特編カリキュラムやら何やらでシリーズ講義がブツ切り状態になってしまって申し訳ないのですが、どのシリーズもそろそろ完結へ向けてラストスパートを始めますので、最後までお付き合い頂くと共に、やがて始まる新シリーズもどうぞよろしく。 では、今日の講義へ。すっかり題名と関係の無い講義になりつつありますが、とりあえずはレジュメの紹介を。 ……では、今日の講義を始めます。 …前もって言っておきます。この話をするに先立って資料整理をしてみたところ、恐らく今回だけでは終わりそうにない膨大な数のエピソードを掘り出してしまいました。ですので、この番外編はまだまだ続きます。 さてさて、それでは本題へ。 そんな今回の番外編講義の“主役”となる映画配給会社、その名をアルバトロス株式会社と言います。 ……この会社の名前だけで何らかの作品が思い浮かんだ方も、ひょっとしたらかなりの数いらっしゃるかも知れません。ただ、「アルバトロス」と聞いて、どの作品が思い浮かんだかによって、その方の映画ライフが手に取るように分かってしまいますので、ここでは聞かないことにしましょう。 で、このアルバトロスという会社、もともとは1970年代設立の洋物ポルノ配給会社・ニューセレクトから80年代末に分離・独立した、同名のレーベルが出発点となっています。 しかし親(会社)の血は争えないのか、この頃、良質な映画を配給するかたわら、この頃の韓国映画法改正に伴う映画での乳首解禁で、続々と誕生していた韓国産ポルノ映画を続々と発掘したりもしていました。 1991年、そんなアルバトロスに転機が。ついにレーベルそのものを株式会社化し、ついに一本立ちを果たしたのです。 …ここでこのままアート系路線に邁進していれば良かったのですが、またしてもアルバトロスは己の“呪われた血”に抗う事が出来ず、背徳の彼方へと足を踏み外してしまうのであります。 ──と、書けば伝奇モノ小説みたいで少しカッコいいんですが、要は勲章を貰った飯島愛がまたTバックを穿いただけでありました。 こんなどっちつかず路線のまま、1994年を迎えたアルバトロス株式会社ですが、ここでまた1つの大きな転機を迎えます。 そのキーパーソンの名は叶井俊太郎氏。この頃から現在に至るまで、アルバトロスの外国映画買い付けを一手に引き受けるチーフプロデューサーであります。 ※最後のほうで不適切な表現がありましたので、レジュメを訂正させていただきました。(8/8 21:20) |
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平成14年8月4日 |
フリー雀荘に行ってみよう!(前編) |
みなさん、はじめまして〜。 私、一色順子って言います! 実はわたし、都合がつかなくて夏祭りに参加できなくなってしまった栗藤珠美先輩から、いきなり特別講師の代理をお願いされちゃったんですよ。 う〜ん、でも講義、どうしようかなあ……。 ……まあでも、珠美先輩から「好きな事喋って良いからね」って言われてますし、せっかくのチャンスですから思い切ってやっちゃいましょう! 一生懸命がんばりますから、最後までよろしくお願いしますね。 じゃあ、始めますね、特別講義。 …では早速なんですが、今、この場にいる人の中で、麻雀が好きな人ってどれくらいいますか? ……あー、結構たくさんいますねー。そうですよね、面白いですもんね、麻雀。夕方ごろに打ち始めて、気がついたら朝、なんてこと、よくありますもんね。
まず人数を揃えるのが大変でしょう? ルールを知っている友だちに片っ端から電話やメールしても、なかなか集まってくれませんよね。 それに、もし同じくらい麻雀が打てる友だち同士だとしても、やっぱりお金や物をやり取りするのって、気を遣いますよね。ちゃんと精算できればいいんですけど、これがお金の貸し借りに発展すると、どうしても気まずくなってしまいます。 「オイコラ! 眠たいコト抜かしとらんで、払うモン払わんかえ!?」 ……なんて、『ナニワ金融道』の桑田はんみたいなセリフ、言えませんしね。 最近では東風荘なんて便利なモノがありますけど、それでも妙にギスギスしてて居づらくありませんか? まだ時々、底抜けのバカもいたりしますし。 ──と、そんなわけで、自分の好きな時に、しかも快適に麻雀を打つのって、なかなか難しいですよね。ひょっとしたら、今、この講義を聴きに来てくれている人の中にも、「今日、メンツが揃わなかったから仕方なく来てるんだよ〜」って方がいるかもしれませんね。 今日はそんなあなたに、いつでも快適に麻雀が打てる場所、フリー雀荘についての色々なことを教えちゃいますね。 え? フリー雀荘って怖いところじゃないの、ですって? あー……。まだそういう偏見を持ってる人、いるんですよね〜。ま、仕方ないと言えば仕方ないんですけど。 「えー? 順子、でもフリー雀荘ってヤ○ザばっかりなんでしょ?」 とか、 「ツバメ返しとかできないと、バイニンたちにカモられちゃうんでしょ?」 とか、 「もし勝っても、帰り道で待ち伏せされて『おい兄ちゃん、痛い目に遭いたくなかったら勝った金、そこに置いてきな』とか言われちゃうんでしょ?」 とか、 「警察来たらイッパツでアウトじゃない。順子、捕まっちゃうわよ」 とか、 「麻雀打ってる最中に、トイレでヒロポンとか打つオッサンとかいるんでしょ?」 とか。 みんな、フリー雀荘を何だと思ってるんでしょうか、まったく。 そんな危ない所で私みたいな女の子がバイトできるはずないじゃないですか! そりゃあ確かに、いかにもヤバいなあって思うお店も少しは残ってますけど、最近は若者向けで健全な雰囲気のフリー雀荘が主流になってるんですよ。 まず、私がバイトしているような今時のフリー雀荘には、ヤの付く自由業の方は来ません。おしぼりや鉢植えを借りたりする替わりに、直接顔を出すのはご遠慮いただいてますし、そういう人たちはヤバイ系の店とかマンションで麻雀を打つことが多いみたいですよ。 イカサマもありません。まず全自動卓ですから積み込みとかできませんし、メンバー(店員のことです)が絶えず店内の様子を見ていますから、そんなことする人はすぐにバレて、即出禁(出入り禁止)です。 お金を取り返そうと暴力振るうような人もいないと思います。いたら、これも即出禁ですし、もともとそれほど高いお金賭けませんし……。 警察も大丈夫です。ちゃんと雀荘のオーナーさんたちが集まって、年に1回、地元の警察署へ挨拶に行ってますから。 あと、ヒロポンも当然ありません。ただ、エスタロン・モカを飲み過ぎて廃人になりかけの雇われ店長がいる雀荘はたまにありますけど。 だから、原則的にフリー雀荘は怖くありません。大丈夫です。だから、わたしと一緒にフリー雀荘について勉強して、頑張って“フリーデビュー”を目指しましょう! ……それではここで一旦休み時間を置きたいと思います。その後にレクチャーをすることにします。 | |
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平成14年8月4日 |