「社会学講座」アーカイブ
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講義一覧
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10/31(第81回) 演習(ゼミ)「現代マンガ時評・分割版」(10月第5週分・合同)
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2003年第81回講義 |
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今週は久々にレビュー対象作ゼロか…という感じでしたが、ネット界隈のネタバレ情報の通り、『スピンちゃん』が本誌再登場となりました。 さて、それでは情報系の話題から……なんですが、先週に引き続いて今週も確定情報は無し。ちょっと寂しいですね。
☆「週刊少年ジャンプ」2003年48号☆ ◎読み切り『超便利ロボスピンちゃん』(作画:大亜門) 「赤マル」春号の2本立てで颯爽とデビューした『スピンちゃん』も、細かくタイトルを変えつつも今回が本誌2回目・都合3回目の登場。前回の登場から2ヶ月しかたってませんし、読み切りって感じがしませんね。 それでは本題へ。しかし、今回の作品は果たしていつ描かれたのか判らないので、前作との比較対照がし難いですね(苦笑)。下手すりゃ前作執筆前に描かれた原稿かも知れませんし、ここは「前作に比べると」云々という言い方は止めた方が良いかも知れません。 そう言った事も踏まえながら、まずは絵についてから。普段は「ギャグマンガにしては許容範囲だが改善の余地アリ」という感じで素っ飛ばしていますが、今日は少し詳し目に述べる事にしましょう。 しかし一方、ギャグについては、ほとんど文句のつけようのない良いデキになっています。連載作品級です。完全に主役級の3人(スピン、じいさん、透瑠)のキャラを掴んでいるようで、今後もネタ切れの心配も無さそうですし、既に熟練の域に達しようとしています。また、ギャグの“命”である間も絶妙で、相変わらず高いセンスを窺わせてくれますね。 評価は少し甘いかも知れませんが、今回もA−ということにしておきましょう。これだけの作品、もうボチボチ連載化も考えないと、ちょっと可哀想な気もします。もう少し画力がついたらゴーサインを出しても良いんじゃないでしょうか?
◆「ジャンプ」今週のチェックポイント◆ 今週の掲載順、『BLACK CAT』の直後に『HUNTER×HUNTER』ですか。ほんの数ページ差でシビアさ違い過ぎですがな(苦笑)。 ◎『武装錬金』(作画:和月伸宏)【現時点での評価:A−/中間まとめ】 今回で第1エピソード・“蝶野編”が終了。分量的には、これでピッタリ単行本2巻分になるんでしょうか? それにしても、自他共に認める“ハッピーエンド至上主義者”の和月さんらしく、カタルシス十分のエンディングでしたね。“ラスボス”の蝶野攻爵にまで救いを与えて、主人公側の主要キャラには犠牲者ゼロ。ハリウッド式エンターテインメントの王道ですね。 さて、以前お約束した通り、“蝶野編”終了時点での中間暫定評価をしておきましょう。 さて、こちらもどういった作品かが固まって来たようですので評価を出しておきましょう。 ……そういうわけで、まとめです。基本的には地味ながら重厚なストーリーを評価できるものの、主人公の設定に大きな構造的欠陥を抱えている…ということで、評価B+としておきます。
☆「週刊少年サンデー」2003年48号☆ ◆「サンデー」今週のチェックポイント◆ 巻末コメントのテーマは、「住んでみたいと思う国」。
作品最強のギャグメーカー・ナゾナゾ博士&キッドが一転して感動の嵐の中、永遠の別れ。
今回出て来た、「ルーレットで6回赤が出た後に、もう一度赤が出て7連続になる確率」は2分の1か2の7乗分の1か…という話について少々お話を。まずこの場合、単独の結果はその前後の出目と全く関係が無いはずですので、確率はダイキチの言う通り、2分の1が正解です。ディーラーさんは何か言ってますが、少なくともデジタルな観点からは答えは出ています(笑)。 まぁこの作品では、“運の流れ”のようなオカルト的視点からギャンブルを描いていますので、あんまり口を挟むと逆に興醒めですかね。でも、このマンガって、商売のノウハウをデジタル的な観点からレクチャーするマンガだったような気がするんですが(笑)。
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2003年第80回講義 |
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秋のG1予想第3弾をお送りします。
●展開予想(担当:駒木ハヤト)● 逃げ馬候補は何頭かいるが、スムーズなら、逃げ宣言をしているサウスポールがハナに立つだろう。普通のレースをしてもどうにかなるような話でも無いので、ひょっとするとナリタブライアンの時のスティールキャストを思わせるような大逃げになるかも知れない。
●駒木ハヤトの「逆張り推奨フォーカス」● なんて贅沢なレースなのだろう。
去年の菊花賞のことは、1年経った今でも明確に覚えています。いえ、これからも一生忘れないでしょう。あの、武豊騎手のノーリーズンに手持ちのお金を全額注ぎ込んだ菊花賞のことは……。
今週は本当に頭痛かったですよ〜。なかなか穴予想が考えつかなくて、困っちゃいました。「ゴメンナサイ。今回だけはガチガチの馬券買わせてください」ってお願いしようか、なんて思ったりもしましたよ(笑)。
先週のスティルインラブのトリプルクラウンは、すごくエキサイティングでした。来日1年目にいきなりあんな大記録が観られて、本当にハッピーです!
以上が予想です。今年の菊花賞は、本当に見応えのある良いレースになると思いますので、くれぐれもお見逃しなく。では、またレース回顧でお会いしましょう。
※駒木ハヤトの“敗戦の弁”(不的中) ──しかし、馬券の方は順子ちゃん恐るべしだなぁ。馬単万馬券を2点で、50倍の三連複を1点で当てるなんて、こんなのきっと一生に何度もないよ(笑)。それがこういう時に炸裂するんだから参った。で、もし来年だったら三連単も当たってたのか。何倍つくんだよ、この三連単は(苦笑)。 ※栗藤珠美の“反省文”(不的中) ※一色順子の“的中失礼しました〜!”(単勝、馬連、馬単、三連複と完全的中!) ※リサ=バンベリーの“イッツ・ア・ハードラック・デイ”(不的中)
(ポイント・順位の変動について) |
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2003年第79回講義 |
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今週もゼミは前・後半合同版でお送りします。また、今後も他の講義との兼ね合いで、こういうケースが増えそうな感じですね。以前からの受講生さんは、今年の春までのパターンに戻ったものだと考えて下さっても結構です。 さて、そういうわけで、今日も今週発売の「ジャンプ」と「サンデー」両誌の内容について、ゼミを実施します。 ──では、無駄に引っ張ってもアレなんで、早速レビューとチェックポイントに行きましょう。今週のレビュー対象作は「ジャンプ」から読み切り1本、「サンデー」から新連載1本の計2本です。チェックポイントも一緒にどうぞ。 ☆「週刊少年ジャンプ」2003年47号☆ ◎読み切り『NOW AND ZEN』(作画:加治佐修) 今週の「ジャンプ」読み切り枠は、初の週刊連載が1クール打ち切りに終わってしまった加治佐修さんの復帰作です。 まず絵については、全く問題ないですね。先の連載の時から画力は「ジャンプ」連載作家の水準に達していましたので、当たり前と言えば当たり前ですが。また、今回は“岸本斉史色”が若干薄れたような感じで、加治佐さんオリジナルの味が出て来て良いんじゃないでしょうか。 ストーリー&設定についても、大きな減点材料は有りませんね。プロット自体は「ジャンプ」の読み切り王道パターンなんですが、そこに色々な設定や伏線を散りばめて、“ありきたり感”を和らげる事に成功しています。特に、この手のプロットで最も描き方の難しい“擬似超サイヤ人化”の部分を、ただ主人公が激昂するだけではなく、工夫を凝らしてまとめたのは高ポイントです。 ……そういうわけで、評価は少し高めにB+寄りA−ということにしておきます。ぶっちゃけた話、駒木の個人的な「面白い、面白くない」で言ったら後者の方になってしまうんですが、それで評価を落とさないのが当ゼミのスタンスですので、この評価を献上いたします。 ◆「ジャンプ」今週のチェックポイント◆ ◎『アイシールド21』(作:稲垣理一郎/画:村田雄介)【現時点での評価:A/雑感】 しかしまぁ、今回も恐ろしいくらい芸が細かくて中身の濃い19ページでした。以下、見所を箇条書きで。 ●最近またグングン絵が上手くなってますね、村田さん。 少年誌ラブコメの定番、寸止めキター!(笑) いやー、やっぱりコレがあってこその少年誌ですよ。ええ。 昔、コージィ城倉さんが「近代麻雀」で描いたマンガで、ラブコメを描いている作家とアシスタントが、麻雀で次回分のシナリオ制作権を争う……という話がありました。 ……で、何が言いたいのかと言うと、河下さんも、どうせやるならそこまでやってくれと(笑)。東城とのH阻止するためなら空襲警報鳴らすくらいの覚悟でお願いしたいと思います(笑)。
とにかくこの作品が異様なのは、“キャラクター生死のボーダーライン”が極めて低い事ですね。普通のお話なら間違いなく死なない、もし死なせるならストーリーのヤマ場で感動的に死なせるキャラを、いとも簡単に舞台から消してしまうんですよ。なので、危機一髪の場面で助っ人が現れて命が助かる…という、“ご都合主義だけど、カタルシスの大きさ故に許されるお約束”も一切ありません。「普通に考えたら、死ぬよな」という場面で本当にキャラクターを殺してしまうんですね。 でも普通、こんな危ない事を考える作家さんはいないんですけどね(笑)。作家にとって頭痛めて考えたキャラっていうのは、言ってみれば女の人がお腹痛めて生んだ赤ちゃんみたいに可愛いものですし。もし“割り切り上手”な人がそんな危ない考えをしたとしても、そんなシナリオ作りのための“切り札”を1つドブに捨てるような芸当、なかなか出来るものではないんですよ。 で、以上の点から推測すると、今後はゴンとキルア以外のキャラクターは、いつ誰が死んでもおかしくないと思います。
◎新連載『結界師』(作画:田辺イエロウ) さて今週の「サンデー」は、これがこの雑誌、今年の新連載第4弾になる『結界師』の登場です。 では、内容へ。 設定は、過去2回の読み切り版をほぼ踏襲して来ましたね。特に問題のあるモノではなかったので、変にイジるよりは逆に良かったんではないかと思います。というか、主人公がまたショタ笑顔だったらどうしようかと思いましたが、杞憂に終わって幸いです(笑)。 とりあえず今回は、読み切り版で作った“貯金”を非常に上手く活用して最高のスタートダッシュが切れたのではないでしょうか。勿論、マンガ家としての基礎能力の高さも特筆すべき物だと思います。 ◆「サンデー」今週のチェックポイント◆ 巻末コメントのテーマは、「むちゃくちゃ眠くなったらどうしますか?」。 ◎『売ったれ ダイキチ!』(作:若桑一人/画:武村勇治)【現時点での評価:保留中/解説など】 今週から『100万$キッド』というサブタイトルがつきましたこの作品ですが(嘘)、ここでカジノ……じゃなかったカシノ・ミニ講座と参りましょうか。 今回のクリア条件はチップを5倍に増やすこと。具体的に言えば銅チップ1000枚を5000枚にするというわけですね。当講座の昨年12月18日付講義でも採り上げた通り、元来カシノのギャンブルは“一攫千金”性が低くて短期決戦に向いていませんから、これはなかなか厳しい条件と言えます。 では、今回の条件に向いている種目は何が挙げられるでしょうか? まず、一番確実にチップが増やせる種目ならばブラックジャックでしょう。やはりカードカウンティングという必勝法(=期待値が100%を超えるプレイ方法)が存在するというのは非常に大きいです。この必勝法を実践できるだけの技術と知識があることが前提ですが、まずはこれを選択してチップを増やしておきたいところです。幸いにもバカヅキが来れば一気にクリアまで狙えます。逆にツキが無くても取り返しのつかない大負けは考え難く、最初のステップとしては最適の種目と言えそうですね。 ……え、駒木ならどうするか、ですか? そうですねー。自分はギャンブルをプレイする事以外でチップを増やす事を考えますね。ルールはあくまでも「チップを増やす」ことであって、「チップをギャンブルで増やす」ことではないのですから、いくらでも方法はあるはずですよ(ニヤリ) トビラの女子王座ベスト6揃い踏み、現実の競艇でもこんな美人揃いなら、もっとお客さん増えると思うんですけどねぇ(禁句)。 「ちなみにサンデー編集部でも編集長派と副編集長派ってのがいてね、骨肉の権力争いをしてるのよ」
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2003年第78回講義 |
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◎前シリーズ(「潜入レポ」)のレジュメはこちらから→第1回/第2回/第3回/第4回/第5回/第6回 以前告知しました通り、このシリーズは今回で一旦休止ということにさせて頂きます。まぁ単純に題材が切れただけですんで、香ばしい新事実が発覚し次第、随時講義を実施してゆく…ということになると思いますが。 しかし、当講座ではソフトバンク〜ヤフーBBのラインを叩く…というか茶化し続けて早7ヶ月なわけですが、最近はソフトバンクよりも派遣先の家電量販店の実態に憤りを感じさせられる事が多いですね(苦笑)。実際、既に「モデム配り現場報告・外伝」が出来そうなほど題材は溜まっていたりしますし。特に店長と呼ばれる人たちの大半が性格的にアレなのが問題で、大体の量販店のバックヤードでは、人間関係が絶えずギスギスしていたりしますからねぇ。
では、まずは数ヶ月前に起こったお話から。実はこの話、今でこそ中島みゆきの「時代」をBGMにして淡々と語る事が出来るのですが、その当時は全くもってシャレにならないモノでありました。 ……それに加え、そもそも末端スタッフの9割以上がソフトバンクとヤフーBBを嫌いで、「一刻も早く仕事を辞めたいが、とりあえず給料だけは良いので続けてる」人であるため、現場の士気は総じて高くありません。外見上は元気で頑張っているように見えるブースでも、彼らの心的世界を覗けば、そこには『高校アフロ田中』に出て来る部室のような、それはもう澱みきった気だるい空気が沈殿していたりするのです。 しかし、そういう状況が許されるのも、当然の事ながら永遠ではありません。全国的に低調な成績が数ヶ月続くに及んで、ソフトバンクは金食い虫と化してしまった我々スタッフに大鉈を振りかざします。 何故、そういう話になってしまったのか。答えは簡単です。物事には適したやり方というモノがあり、ソフトバンクはそれを間違えたのです。 閑話休題。 また、このモデム配りの仕事は“個人戦”というよりも“チーム戦”であり、同じブースに配置された2〜数人のスタッフが協力して契約獲得のため動きます。一応個人別の成績管理はありますが、ほとんどの場合において、1日の獲得件数はスタッフの数で頭割りして“結束の証”とします。 まぁそういうわけで、初手からこのモデム配りは個人単位の歩合給にあまり向かない仕事なんですね。ですから、このソフトバンクから提示された“新・給与体系”は、「給料はシフトに入った日と勤務場所に左右され、些細な歩合給を巡って人間関係は急速に冷戦模様へ」…という事態を引き起こす、何とも強烈な改悪案だったわけです。 ただ、この給与案だけなら派遣会社的には“セーフ”だったかも知れません。が、2つ目の案・“首切りライン”が完全に“アウト”でした。有栖川宮記念奉祝晩餐会くらいの大アウトだと申し上げておきましょう。もっと言うなら、その晩餐会で祝儀まで包んだ上にスピーチまでやらされてしまった石田純一くらいの特大アウトと言っても過言ではありません。 当講座談話室(BBS)でも、受講生の皆さんから苦情が寄せられているように、夏から規模縮小になった今でも、件数の稼げる休日や繁華街を中心に、首から名札を下げたネクサスのスタッフによる路上キャンペーンが継続されています。中にはほんの数十m間隔で数件のブースが乱立する迷惑極まりない地域もあり、これには道を歩く時は一般人の駒木も辟易します。麻雀や競馬でヤラれて機嫌の悪い時などは、ハンドインされたモデム入り袋を奪い取って車道に放り投げてやろうか…という良からぬ衝動すら脳裏をよぎります。 この疑問を解くカギ、なんと意外と簡単なところにありました。実はこの路上キャンペーンの場所は、ネクサスが雇ったそれ専門の営業スタッフが開拓しているものなのです。 しかしこれだけでは、2つ目の「何故、至近距離で?」という疑問は残ったままですね。ですが、これもネクサスの営業たちの仕業なのです。 ──以上、今日は一般の方には知る由も無い、モデム配り現場のバックヤード話をお送りしました。 では、長くなりましたが今日の講義を終わります。明日には「現代マンガ時評」を実施する予定です。(次回へ続く) |
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2003年第77回講義 |
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早くも今年の秋のG1シリーズは1つの山場へ。2週続けて三冠達成を賭けた重要なレースが続きます。今週は牝馬路線の秋華賞。さぁ、早速予想へ移りましょう。
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