「社会学講座」アーカイブ(競馬学関連・9)

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講義一覧

11/15 競馬学特論 「第1回・駒木研究室競馬予想No.1決定戦〜03年秋・第5戦・エリザベス女王杯」
11/1 競馬学特論 「第1回・駒木研究室競馬予想No.1決定戦〜03年秋・第4戦・天皇賞(秋)」

10/26 
競馬学特論 「第1回・駒木研究室競馬予想No.1決定戦〜03年秋・第3戦・菊花賞」
10/18 
競馬学特論 「第1回・駒木研究室競馬予想No.1決定戦〜03年秋・第2戦・秋華賞」
10/4 競馬学特論「第1回・駒木研究室競馬予想No.1決定戦〜03年秋・第1戦・スプリンターズS」

9/22 競馬学概論
「“埋もれた(かも知れない)名馬”列伝」(12)最終章・ミホノブルボン(後編)
9/21 競馬学概論
「“埋もれた(かも知れない)名馬”列伝」(11)最終章・ミホノブルボン(中編)

 

2003年第85回講義
11月15日(土) 競馬学特論
「第1回・駒木研究室競馬予想No.1決定戦〜03年秋・第5戦・エリザベス女王杯」

 いよいよこの企画も折り返し地点の第5戦を迎えました。今週は3歳、古馬、外国調教馬が入り混じる実力伯仲のメンバー構成になり、激しいレースがが期待出来るエリザベス女王杯。果たして今年度牝馬No.1の栄冠に輝くのはどの馬か、そして当講座スタッフから的中者は出るのか? どうぞご期待下さい。

第5戦・エリザベス女王杯(京都2200芝外)
馬  名
(外国調教馬は赤字)
騎 手

 下段には駒木ハヤトの短評が入ります。

×  ◎ アナマリー スミヨン
昨年のジャパンC有力馬・ブライトスカイの好敵手。牝馬限定なら能力的にも十分通用。あとは日本の高速馬場の適性次第。

 

      オースミハルカ 川島

相手強化、距離延長で陣営ムードが極めて弱気。ファインモーション、スティルインラブを負かした意外性は怖いが。

×

×   レディパステル 蛯名

一昨年のオークス馬。牡馬のG2・G3級と互角に戦える地力は未だ健在。前走後の頓挫の影響だけが不安材料。

        メイショウバトラー 武幸

高橋成調教師・ホースマン人生の集大成、再び果敢にG1挑戦。しかし秋華賞で先着許した6頭を逆転できる術は?

× スティルインラブ
史上2頭目の三冠牝馬が世代の枠を飛び出して勇躍挑戦。力は互角以上だが、やはり前走でピークは過ぎた感。
        ヘヴンリーロマンス 松永

平場1000万下快勝も、このメンバーでは勲章にならず……。

アドマイヤグルーヴ 武豊

明らかに成長窺える秋シーズンのレース振り。ここに来て更に充実した感有り、G1初制覇を古馬混合で達成する可能性も十分。カギはやはりスタートと折り合い。

  ×     ヤマカツリリー 安藤勝

牝馬三冠ロードを4、4、3着は立派の一言に尽きる。だが、勝ち切るだけの力強さに欠けるのもまた事実で……。先行から流れ込んだ時の三連複要員?

  ×   ダイヤモンドビコー ペリエ

前年の2着馬がベストパートナーを鞍上に登場。ここに来て体調良化の気配も窺え、引退レースを勝利で飾れるか?

        10 シンコールビー 佐藤哲

オークス3着馬も秋シーズンはレース以前の調整で大苦戦。陣営の戦意も上がらぬままで、苦戦は必至。

        11 ショウナンバーキン 四位

3歳時にG3クイーンC3着の実績あるも、現在は1000万条件の身。バリバリのオープン相手に通用するとは考え辛い。

        12 トーワトレジャー 上村

充実一途の昨年とは雲泥の差の臨戦過程。やや持ち直しの気配はあれど、得意のスローペース・決手勝負は望めなさそうで……。

    × 13 スマイルトゥモロー 吉田豊

追い込みで昨年のオークスを制したこの馬が、新戦術・大逃げを引っさげてG1戦線に復帰。直線平坦の京都コースを味方にどこまで粘るか?

      14 タイガーテイル ジレ
2000mの持ち時計2分00秒3で、高速馬場への対応は問題無さそう。だが、アナマリーとの直接対決で3戦して3つとも完敗で、地力の面で問題が……。

  × 15 ローズバド 横山典

昨年は超スローペースに沈むも、このメンバーに入っても十分主力クラス。唯一最大の懸念は、豪快な末脚を持ちながら何故か勝ち味に遅いところ。ある意味、鞍上も不安材料か。


●展開予想
(担当:駒木ハヤト)

 逃げても不思議の無い馬は何頭もいるが、前走・府中牝馬Sで豪快な大逃げを披露したスマイルトゥモロー陣営からハナ切り宣言。天皇賞でミソをつけた吉田豊騎手だが、今度は大丈夫だろう。というより、あのパフォーマンスを見せられては、他の騎手には鈴を付けに行こうという発想すら出て来ないだろう。
 とはいえ、前走のスマイルトゥモローの大逃げは、意図的というよりも抑えが利かなくなっての“暴走”。1800mのレースでさえ最後はバテバテだったのに、2200mで同じ手が通用するとも思えない。よって、今回は離し逃げを打つにしても常識的な範囲に落ち着くのではないか。(勿論、再度暴走したら話は別だが、その場合は3コーナーで脱落するので、話は余計簡単になる)
 展開は全体的に縦長。ほとんどハナを切るような態勢で2番手につけるのが、恐らくヤマカツリリー。オースミハルカ、トーワトレジャーも先行策を採るだろう。本来ならこの位置にいるはずのダイヤモンドビコーだが、ペリエの作戦次第では中団くらいまでポジションを下げる事も考えられる。
 スティルインラブ、アドマイヤグルーヴといった有力馬は中位前後に固まり、3〜4コーナーで差を詰めて行くだろう。その後ろからローズバドはいつも通りの“独自の戦い”。ここ最近、G1で「届かず2着」の目立つ横山典騎手だが、今回は果たしてどうか。
 縦長の隊列・やや速めのペースで流れるレースは、展開不問の地力勝負になり易い流れ。しかし、敢えて言うならば、先に抜け出さざるを得ず、後続から格好の目標にされてしまう先行馬は、直線入口で相当リードを広げておかないと不利は否めないところだろう。

●駒木ハヤトの「逆張り推奨フォーカス」●
《本命:ダイヤモンドビコー》
 

 賢明な受講生の皆さんなら既に承知だろうが、このレースの予想におけるポイントは、“3歳世代VS古馬世代”と“日本馬VS外国調教馬”の2点。もっと言えば3歳と古馬と外国馬のうち、どのグループが一番強いねん? …という話である。これをどう判断するかで、馬券の買い方が大きく異なって来るだろう。そして、馬券の売れ行きから推測するに、どうやら巷では“3歳>古馬>外国馬”という順位付けが為されているらしい。
 だが、駒木個人のジャッジは“3歳=古馬=外国馬”。つまり横一線だ。三冠を達成したスティルインラブも、昨年のファインモーションに比べれば小粒な印象は否めず、せいぜいテイエムオーシャン級といったところだろう。それなら古馬勢でも十分相手になるはずである。外国勢も、ブライトスカイと良い勝負の出来るアナマリーなら地力は互角だろう。(あくまでも駒木の見立てが合っていればの話だが)
 しかし困った事に、この横一線に並んだ各カテゴリの有力馬がどれもこれも一長一短で、どの馬を本命視するか非常に迷うところである。外国勢は日本の馬場の適性が問われるし、レディパステルとダイヤモンドビコーは臨戦過程が万全ではない。人馬共に“2着病”な上に絶えず不発と隣合わせの追込馬であるローズバドも連軸には推し辛いし、アドマイヤグルーヴも気性難が危なっかしくて堪らない。スティルインラヴに至っては、全てのピークが秋華賞だった事を考えると絶好の“消し頃”ですらある。許されるなら馬連6頭ボックス15点買いでお茶を濁したい衝動に駆られる。本当に参った。
 で、散々迷った挙句、ここに来て最も勝負気配の感じられるダイヤモンドビコーを危険承知で推す事にした。アドマイヤで日和りたいところだが、ここは覚悟を決めてアグレッシブに行く。ベストパートナー・ペリエ騎手が鞍上で、しかも後の事を考える必要の無い引退レース。ここで買わねばいつ買うと言うのだ。
 

駒木ハヤトの購入馬券
種別 フォーカス 購入金額 前売り
オッズ
単勝 100円 8.1
馬連 7-9 100円 21.5
  1-9 100円 59.2
  1-7 100円 36.8
  9-15 100円 22.3
  5-9 100円 19.4
  3-9 100円 22.3
馬単 9→7 100円 56.1
  9→1 100円 127
三連複 1-7-9 100円 124


●栗藤珠美の「レディース・パーセプション」●
《本命:アドマイヤグルーヴ》

 フルゲートには届かなかったですけど、目移りするような実力馬揃いのレースになりましたね。でも、その分だけ予想が難しくて困ってしまいます(苦笑)。
 それでも、直前追い切りの気配が絶好で、展開も味方しそうなアドマイヤグルーヴが頭半分抜けている…と判断して、本命にしました。怖いのはやっぱり出遅れですけど、秋の2戦を見る限りでは、ちょっとは精神的に成長したんじゃないかって思えるんですよね。
 でも、こういう時に限って出遅れとかしてしまいそうで、ちょっと怖いです(苦笑)。どなたかの影響で、すっかりネガティブに考える癖が付いてしまったみたいですね、私も(苦笑)。……あ、いえ、博士、何でもありませんよ(笑)。

栗藤珠美の購入馬券
種別 フォーカス 購入金額 前売り
オッズ
単勝 100円 4.0
馬連 5-7 100円 5.6
  3-7 100円 15.5
  3-5 100円 12.0
  7-15 100円 11.8
  1-7 100円 36.8
  7-8 100円 37.1
馬単 7→5 100円 11.8
  7→3 100円 29.4
三連複 3-5-7 100円 12.8


●一色順子の「ド高め狙います!」●
《本命:アナマリー》

 今週も天皇賞と一緒で、どの馬も穴馬のような人気馬のような……って感じで結構迷っちゃいましたけど、最後はほとんど名前で決めちゃいました。穴…じゃなくてアナマリー。良い名前じゃないですか(笑)。フランスでもG1実績あるみたいですし、日本の馬場がこなせたら、呆気なく勝っちゃうかも…なんて思ってるんですよ。
 で、相手は人気馬中心になっちゃうんですけど、○印だけ欲張ってスマイルトゥモロー。これは馬券抜きにしても、どこまで面白い逃げをしてくれるのか楽しみにしてるんです。

一色順子の購入馬券
種別 フォーカス 購入金額 前売り
オッズ
単勝 100円 15.1
馬連 1-13 100円 152
  1-5 100円 29.5
  5-13 100円 53.3
  1-7 100円 36.8
  1-3 100円 54.2
  1-9 100円 59.2
馬単 1→13 100円 213
  1→5 100円 66.7
三連複 1-5-13 100円 218

 
●リサ=バンベリーの「ビギナーズ・ミラクル!」●
《本命:スティルインラブ》

 ただでさえ競馬のコトがよく判らないのに、ヨーロッパの馬が来るってどういうワケですか?(苦笑) しかも駒木博士に質問したら「外国馬かー。強いかも知れないし、そうじゃないかも知れないなー。少なくとも1頭は多分強いと思うんだけど、強いだけじゃ日本で通用しないかも知れないし……」とか、優柔不断な答えが返って来ちゃいましたし(苦笑)。絶対責任逃れしようとしてますよねー。
 でも仕方ないので、知ってる3歳馬とヨーロッパからの馬に、大逃げが忘れられないスマイルトゥモローの6頭で狙ってみます。本命は、勝つところを見てみたいスティルインラブで。 

リサ=バンベリーの購入馬券
種別 フォーカス 購入金額 前売り
オッズ
単勝 100円 3.3
馬連 5-7 100円 5.6
  1-5 100円 29.5
  1-7 100円 36.8
  5-14 100円 81.8
  5-15 100円 9.5
  5-13 100円 53.3
馬単 5→7 100円 10.4
  5→1 100円 48.8
三連複 1-5-7 100円 31.0

エリザベス女王杯 成績

1着 アドマイヤグルーヴ
× 2着 スティルインラブ
      3着 14 タイガーテイル
× ×   4着 レディパステル
  × 5着 15 ローズバド

単勝7 360円/馬連5-7 530円/馬単7-5 1070円/三連複5-7-14 9570円

 ※駒木ハヤトの“敗戦の弁”(不的中)
 正に痛恨のミスチョイス。しかし、アドマイヤグルーヴがマトモで、ダイヤモンドビコーが出遅れるってどういう事だよ(苦笑)。いくら展開に融通利く馬でも、直線入り口でローズバドより後ろなんだから勝てるわけないじゃないか。
 ただ、今回に関しては、不利が無かったとしても3着が精一杯だったと思うので、まぁ仕方ないかな。3歳の2頭をテイエムオーシャン級って言ったけど、テイエムオーシャンなら、今回の古馬勢には勝つよな、普通(苦笑)。どこか冷静さを欠いてたね。来週また仕切り直しだ。

 ※栗藤珠美の“喜びの声”(単勝、馬連、馬単的中)
 ローズS、秋華賞とアドマイヤグルーヴの取捨選択を惜しいところで間違えていましたので、やっと報われた気がして本当に嬉しいです! タイガーテイルがいなければ……と考えると、やっぱり少し勿体無い気持ちもするんですけど、ま、これは仕方ありませんね。
 私の予想スタイルで、順子ちゃんに追いつけるかどうか分からないですけど、後半戦も出来るだけのことはしてみたいと思います。

 ※一色順子の“終了しました……”(不的中)
 アナマリーも一瞬だけは良い脚を使ってくれたんですけど、8着ですか……。自分だけ賞金持って帰ってわたしは大ハズレ。自業自得ですけど、何だか悔しいです(苦笑)。
 ていうか、穴狙いならタイガーテイルから狙うべきでしたよね。まあ、それならそれで強烈に悔しいタテ目だったりするので、結局わたしの勝ち目はゼロだったわけなんですけどねー(苦笑)。
 後半戦、このままでも逃げ切れちゃいそうですけど(笑)、出来ればあと1回くらいは万馬券当ててみたいですね。あと5戦、「10倍以下の馬券は馬券じゃない」をモットーにがんばります!
 

 ※リサ=バンベリーの“ハッピー・ハッピー・グッドラック”(馬連のみ的中)
 ハナ差で馬単の的中逃しちゃいました……。せめて残念賞とかもらえないんでしょうか(笑)。
 馬券成績の方は、とりあえず駒木博士の背中が見えて来たので、3位を目標に頑張りたいと思います。これからも応援ヨロシクです!

第5戦終了時点での成績

  前回までの獲得ポイント
(暫定順位)
今回獲得したポイント 今回までの獲得ポイント
(暫定順位)
駒木ハヤト 2640
(2位)
0 2640
(3位)
栗藤珠美 1840
(3位)
1960 3800
(2位)
一色順子 29540
(1位)
0 29540
(1位)
リサ=バンベリー 1660
(4位)
530 2190
(4位)

 (ポイント・順位の変動について)
 これまで的中回数の割に点数を重ねられなかった栗藤珠美が初の本線的中で暫定2位に浮上。トップとの差は依然として大きいものの、この結果を今後に繋げたいところ。リサ=バンベリーも3ケタ得点ながら2戦連続の加点をしている。
 一方、アグレッシブさが裏目に出て3連続不的中の駒木ハヤトは、いよいよ尻に火が点いて来た。ホスト役の名誉にもかけて、最下位転落は避けたいが……。

 


 

2003年第82回講義
11月1日(土) 競馬学特論
「第1回・駒木研究室競馬予想No.1決定戦〜03年秋・第4戦・天皇賞(秋)」

 一色順子の万馬券的中により、突如として風雲急を告げる状況となった今回の予想ラリー。いよいよ中盤に突入の第4週・秋の天皇賞予想の模様をお届けします。
 前日時点の馬連オッズが全ての組み合わせで10倍以上と言う混戦ムードの中、4人はどのような結論を下したのか、どうぞジックリとご覧下さい。

第4戦・天皇賞(秋)(東京2000芝)
馬  名 騎 手

 下段には駒木ハヤトの短評が入ります。

       × サンライズペガサス 柴田善
言わずと知れた、中長距離シーンの強豪馬。しかし、屈腱炎による丸1年の休養明けでは……。
× エイシンプレストン 福永
アメリカ生まれの香港巧者という変り種。地力は誰もが認めるところだけに、4年ぶりの国内G1制覇を果たしたいところだが。

 

      トーセンダンディ 江田

臨戦過程、距離、コース適性、そして地力の差。不利な条件が揃うだけ揃った中、体調の良さだけでどこまで?

 

      テンザンセイザ 藤田

府中巧者血統・トニービン産駒組のエース。地力不足をどこまで補えるか注目だが。

  ローエングリン 後藤

フランス帰りも仕上がり良好。自分のペースを作って、実績上位馬に正面から堂々と戦いを挑む。

        ダービーレグノ
夏のローカル開催で不振脱出。かつての醜態は度外視すべきも、やはりここでは家賃が高そうで。
× ×   ツルマルボーイ 横山典

追い込み一辺倒ながら、比較的安定した成績を残せるのは強み。しかしトライアルを叩けなかった誤算は少なからず響きそう。

  ×     モノポライザー 武豊

かつてのダービー馬候補が、屈辱の準オープン陥落を乗り越え再びメインステージへ。まだまだ課題も残されているが、そこを鞍上がどうフォローするかも見もの。

        ロサード 武幸

前走で重賞制覇も、臨戦過程でデキ降下。好走条件の注文も多く、ここで多くを期待するのは酷か。

      10 ファストタテヤマ 安田

京都のスペシャリストから、全国区のダークホースへ。相手関係は厳しいが、長い直線を活かして、父に2週連続のG1勝利をプレゼントできるか?

11 アグネスデジタル 四位

オペラオーを屠った一昨年の激走は未だに鮮烈。相変わらずムラ駆けの傾向はあるが、現役最多勝・G1レース6勝の実績は有無を言わせぬ重みが。

×       12 カンファーベスト 安藤勝

昇り馬が勇躍G1初挑戦。相手関係は不利だが、鞍上がいかにも頼もしい。緩みの無い展開になればチャンスはある。

        13 ゴーステディ 吉田豊

オープンで勝ち星未だ無し。本調子欠く調教にも不満が残り、理想の単騎逃げでも果たしてどこまで?

        14 トレジャー 五十嵐冬

重賞クラスでは決め脚不足に悩まされる日々。待望の岡部騎手復帰もならず、ここで多くを望むのも酷か。

      15 トーホウシデン 蛯名

かつての菊花賞2着馬が漸く復調の兆し。昨年の0.4秒差5着から、どこまで差を詰められるか。

    × 16 イーグルカフェ 田中勝
昨秋以来の“確変”モードも、いよいよ終焉ムード? 内ラチ沿いから抜け出すパターンが得意なだけに、この外枠も不利。不気味さだけは漂うが……。

 

      17 ヤマノブリザード 勝浦

マル地・期待の星も、ここ最近はすっかり沈滞ムード。存在感示したいところだが、強調材料も乏しくて。

×

  18 シンボリクリスエス ペリエ

年度代表馬、満を持して登場。仕上がり万全、地力も抜群、鞍上も文句なし。しかし、この18番枠が全てを帳消しに……。

 

●展開予想(担当:駒木ハヤト)

 逃げ宣言はゴーステディ。しかし、事実上のペースメーカーはローエングリンが務めることになるだろう。前が余りに行き渋るようなら、自らハナを切るのも躊躇しない構え。末脚が鈍らない程度、澱みの無い流れの平均ペースで、道中は流れてゆくだろう。
 そのローエングリンを好位からマークできるのがアグネスデジタルとシンボリクリスエス。絶好の目標を前に見据え、タイミング良く抜け出しを計る。ただし、シンボリクリスエスは大外枠の捌き方を間違えると大きく後手を踏む恐れも。
 差し・追込は決め脚よりも位置取りに融通が利くかどうかがカギになりそう。前が完全に止まる事は考え辛いだけに、追い込み一辺倒のようなタイプは少々辛い。中位前後から経済コースを通ってスルスルと抜け出すようなレースがしたいところ。

●駒木ハヤトの「逆張り推奨フォーカス」●
《本命:アグネスデジタル》

 前年の年度代表馬・シンボリクリスエスが万全の態勢で戦線復帰。メンバー中で実力最右翼でもあり、本来ならば“魔の1番人気”でも逆らえないところだが、枠順抽選で痛恨のミスフォーチュン。改修されたとは言え、未だ阪神芝1600m並の外枠不利を誇る府中の芝2000m。大外18番枠を引いた以上、少なくとも連勝馬券の軸には推せなくなってしまった。ここは押さえに留めたい。
 代わって本命に抜擢したのはアグネスデジタル。相変わらずのムラ駆け傾向には一抹の不安が残されるが、ここぞという時の力強さは今春の安田記念で証明済み。ルドルフ、オペラオーに続くG1レース7勝の偉業へ再び挑む。
 しかし対抗以下はドングリの背比べで非常に難解。展開利と地力の高低を重視して、出来る限り手広く狙ってみる事にする。

駒木ハヤトの購入馬券
種別 フォーカス 購入金額 前売り
オッズ
単勝 11 100円 7.1
馬連 5-11 100円 29.2
  2-11 100円 22.1
  2-5 100円 18.4
  7-11 100円 27.5
  11-18 100円 17.5
  11-12 100円 71.5
馬単 11→5 100円 62.8
  11→2 100円 48.2
三連複 2-5-11 100円 46.8


●栗藤珠美の「レディース・パーセプション」●
《本命:アグネスデジタル》

 2年前、あのテイエムオペラオーを一刀両断にしてしまったアグネスデジタルを本命に推します。その実績はもちろん、距離適性や展開も絶好ということで、私の馬券も含めて安田記念の再現を狙ってみたいところですね。
 大外枠を引いてしまったシンボリクリスエスですが、私は上位争いは出来るんじゃないか…と予想しています。実は、こっちを本命にしようかどうか、最後まで迷ったんですけどね。博士と本命が被るのも不安ですし(苦笑)。

栗藤珠美の購入馬券
種別 フォーカス 購入金額 前売り
オッズ
単勝 11 100円 7.1
馬連 11-18 100円 17.5
  2-11 100円 22.1
  2-18 100円 12.9
  5-11 100円 29.2
  7-11 100円 27.5
  8-11 100円 49.9
馬単 11→18 100円 37.4
  11→2 100円 48.2
三連複 2-11-18 100円 29.0


●一色順子の「ド高め狙います!」●
《本命:イーグルカフェ》

 先週に続け! …ってことで、今週もバシバシ穴を狙いに行きます! せっかく大きくリードしたんですし、ここはもう、他の3人がギブアップしちゃうくらいに点数差を広げてしまいたいですね〜。

 というわけで今週も穴予想です。
 今年の天皇賞は混戦ムードみたいですけど、こういう時って、過去にG1実績があるのに、なぜだか評価が低くなっちゃってる馬が2頭まとめて来る事がるんですよね〜。終わってみたら「あるある〜」って感じの。
 なので、今回はそういう馬ばかりを選んでみました。一番穴馬っぽいのはファストタテヤマですけど、2着か3着で止まっちゃいそうなので、ここは単勝オッズも高くて1着と縁が深そうな(?)イーグルカフェを本命にします。展開? そんなの、こんな大荒れの結果になった時に展開がスンナリ行ってるはず無いじゃないですか(笑)。
 ……うわ、馬連は全部万馬券、馬単・三連複は10万馬券ですねー。う〜ん、さすがにちょっとやり過ぎかな?(苦笑)
 

一色順子の購入馬券
種別 フォーカス 購入金額 前売り
オッズ
単勝 16 100円 58.7
馬連 10-16 100円 653
  15-16 100円 746
  10-15 100円 111
  11-16 100円 296
  2-16 100円 317
  7-16 100円 351
馬単 16→10 100円 1740
  16→15 100円 1948
三連複 10-15-16 100円 3167

 
●リサ=バンベリーの「ビギナーズ・ミラクル!」●
《本命:シンボリクリスエス》

 いつの間にか、ワタシがビリになっちゃってますねー(苦笑)。皆さん、初心者の高校生相手に本気出すなんて大人気ないですね〜(笑)。

 今週は去年のチャンピオンホースが出て来るっていうコトで、楽しみにしてたんです。枠順がどうこうって言われても良くわからないですので、構わず本命にしちゃいました(笑)。
 で、あとは日本以外のレースとか、ジャパンカップとかで活躍した馬を抜き出してみました。やっぱり、世界標準って言うんですか? そういう馬って一味違うと思うんですよね〜。あ、でも、よく知らないですけど(笑)。
 あーあと、サンライズペガサスは、一番名前がカッコいいと思ったからです(笑)。

リサ=バンベリーの購入馬券
種別 フォーカス 購入金額 前売り
オッズ
単勝 18 100円 3.3
馬連 2-18 100円 12.9
  11-18 100円 17.5
  2-11 100円 22.1
  5-18 100円 12.5
  16-18 100円 183
  1-18 100円 98.8
馬単 18→2 100円 18.9
  18→11 100円 28.9
三連複 2-11-18 100円 29.0

 以上、4人の予想でした。しかし、これだけたくさんのフォーカスを挙げても、スルリスルリと買い目が抜けて、全員不的中とか平気でありそうで怖いですね(苦笑)。特に3頭出し厩舎同士のワン・ツーで7-18とか、十分過ぎるくらい考えられますからねぇ。
 でも、こういうレースは、出来るだけ点数を絞って、「当たれば大儲け、外れても損害少々」という買い方が一番良いんですよね。皆さんも大怪我なさらぬよう、お気をつけて。ではでは。


天皇賞(秋) 成績

×   1着 18 シンボリクリスエス
× ×   2着 ツルマルボーイ
        3着 テンザンセイザ
× 4着 エイシンプレストン
×       5着 12 カンファーベスト

単勝18 270円/馬連7-18 1310円/馬単18-7 1900円/三連複4-7-18 12870円

 ※駒木ハヤトの“敗戦の弁”(不的中)
 展開予想が大ハズレで、その時点でアウト。うん、典型的な敗戦パターンだね(笑)。まぁ、真実はどうであれ、逃げ馬2頭に後藤と吉田豊が乗っている時点でキナ臭い何かを感じ取らなきゃギャンブラーとしては失格だよなー。ちょっと反省。
 あ、ちなみに後藤騎手と吉田豊騎手の因縁については、Googleで「後藤 吉田 木刀と検索すれば関連記事が出て来ます。まぁ検索しないでも事の次第が判りそうなキーワードではありますが。

 しかし、本当に3頭出し厩舎のワン・ツーになるとは思わなかったなぁ……。シンボリクリスエスが15番枠までだったら勿論本命だったし、展開がこうなるなら当然ツルマルボーイも本命候補だったんだけど、この辺は駒木の博才の無さが遺憾なく発揮されている感じ(笑)。アグネスデジタルも、競走以前の無気力凡走で問題外だったし。どうして印重くした時に限って来ないかなキミは(苦笑)。
 でもまぁ、シンボリクリスエスは強かった。今日のレースを観る限りでは、「ネオユニヴァースでも、ザッツザプレインティでも、隙があったらかかって来んかい!」的なオーラが出てたもんなぁ。これでまたジャパンカップと有馬記念がスポーツ的に楽しみに。あー、でも結果は荒れてくれないと、順子ちゃんに追いつけないんだよな(苦笑)。

 ※栗藤珠美の“反省文”(不的中)
 あーもう、本当に自分がイヤになります。どうしてシンボリクリスエス本命にしておかなかったんでしょう……。駒木博士って、確かに色々教えて下さるんですけど、直接馬券に結びつくことって少ないんですよね(苦笑)。でも、無視するとその通りになってしまったり……。
 来週から土曜日は順子ちゃん勤務にシフト変更させて頂こうか、ちょっと真剣に考えます(笑)。

 ※一色順子の“終了しました……”(不的中)
 やっぱりダメでした(笑)。イーグルカフェは9着。ちょっと狙いすぎでしたねー。展開がズタズタになるっていうのは当たってたんですけど、シンボリクリスエスが勝っちゃったら、わたしにはどうしようもありません。
 でもまあ、まだまだリードはたくさんありますし、次回も余裕を持って大穴予想してみたいと思います。応援よろしくお願いします!
 

 ※リサ=バンベリーの“ハッピー・ハッピー・グッドラック”(単勝のみ的中)
 的中……ですけど、やっぱりあんまり嬉しくないですねー(苦笑)。もうちょっと一生懸命考えた方がいいのかなー、なんて思うんですけど、どうするのがベストなんですかねー?

第4戦終了時点での成績

  前回までの獲得ポイント
(暫定順位)
今回獲得したポイント 今回までの獲得ポイント
(暫定順位)
駒木ハヤト 2640
(2位)
0 2640
(2位)
栗藤珠美 1840
(3位)
0 1840
(3位)
一色順子 29540
(1位)
0 29540
(1位)
リサ=バンベリー 1390
(4位)
270 1660
(4位)

 (ポイント・順位の変動について)
 配当だけなら本命サイドの決着も、見事なまでのタテ目連発で馬連、馬単、三連複の的中者は無し。
 唯一ポイントを挙げたのは、シンボリクリスエスを本命に指定し、単勝配当のポイントを獲得したリサ=バンベリー。1番人気の単勝配当なので加点は少ないものの、3位の栗藤珠美に180ポイント差と肉薄。依然一人旅の一色順子を除く3人による最下位争いが、ますますヒートアップしそうな気配。

 


 

2003年第80回講義
10月25日(土) 競馬学特論
「第1回・駒木研究室競馬予想No.1決定戦〜03年秋・第3戦・菊花賞」

 秋のG1予想第3弾をお送りします。
 この講義の趣旨を計りかねている方もいらっしゃると思うのですが、要は内輪での学習活動を兼ねた、様々な予想スタイルの比較実験だと解釈してもらえば良いと思います。まぁ、「結局ビギナーズラックが一番強い」なんてことになったら、それはそれで困ってしまうんですがね(笑)。

第3戦・菊花賞(京都3000芝外)
馬  名 騎 手

 下段には駒木ハヤトの短評が入ります。

     ×   ニシノシンフォニー 江田照
セントライト記念は格上挑戦で良績。しかし更なる相手強化とスピード面での課題は余りにも大きくて。
  ×   リンカーン 横山典
前走で3強に肉薄して一気に台頭。休み明け2走目の上積み次第では一角崩しまであるか?

 

      サウスポール 武英

捨て身の逃げ宣言。スタミナ、スピード共に足りないが、自分のレースでベストを尽くす。

ゼンノロブロイ ペリエ

オーナーを説得してまで出走に漕ぎ付けた藤沢和師の勝算は如何ほど? デザーモ→ペリエの豪華リレーで三冠阻止狙う。