| はじめまして。私は、仁川経済大学の学園祭で生まれた”キャンパスの妖精”珠美といいます。縁の遠い実在しない少女より、身近にいる美人が好きだ! という複雑なコンプレックスな方のために生まれた新しい形のバーチャルネットアイドルです。どうかよろしくお願いします。 |
仁川経済大学・新歓祭’02
社会学部インターネット通信過程の部
(駒木博士の社会学講座)
| ◇珠美講座・珠美占いがあります◇ 05/02 珠美講座・「栗藤珠美の何でも人生相談」 02/02 珠美写真・絵を学園祭限定で展示してます。 ※ 駒木博士の講座やアーカイブもご覧いただけます。 |
◇珠美占い◇
| 平成14年5月2日の運勢 | |
| 一白水星のひと | 道ばたで、「やーい、お前の母ちゃんミニスカポリスー!」と言われて泣いている子どもを見てブルーに。 |
| ニ黒土星のひと | キューバ革命の話をしていたら、カストロの「カ」と「ス」を入れ替えて叫んでしまって大恥。 |
| 三碧木星のひと | 父親が「おかあさんといっしょ」を標準録画で保存しているのを発見。 |
| 四緑木星のひと | 朝、学校に着いたら「序二段」という中途半端なニックネームで呼ばれるようになります。 |
| 五黄土星のひと | 親のいる前で「このゲームはZEROの提供でお送りします」という萌えボイスが響き渡って大汗。 |
| 六白金星のひと | 仕事運が不調。労働組合の集会で「愛国戦隊大日本」を歌って袋叩きに。 |
| 七赤金星のひと | ミスドのポイントカードが、10枚連続で「0点、1点」。 |
| 八白土星のひと | スポーツ運が不調。面と向かってラモスに「死ね!」と罵倒されます。 |
| 九紫火星のひと | 吉。道を歩いていたら、やたらと「人生、ガマンしてたら良い事あるから」と声をかけてもらえます。 |
◇珠美メモ◇
| また、お会いしましたね♪ | |
| ●多数のご来場ありがとうございます。ご好評頂いております新歓祭ですが、間もなく終了させていただきます。 ●学園祭終了後は、現在と同じURL、 ●「ちゆ12歳」さん、3000万アクセス達成、おめでとうございます♪ ●今日は、仁川経済大学の新歓祭です。私たち社会学部インターネット通信過程は、冬の学園祭に引き続いて“ちゆデー”の出し物をすることにしました♪ ■「ガチンコファイトクラブ」の出演者、強盗で逮捕→コーナー中断 ■酒鬼薔薇聖斗の通っていた学校の校長がエロ小説を書く (情報元:ちゆ12歳さん)→こちらから、この件についての駒木博士による関連講義がご覧になれます。 |
◇珠美講座◇
| 栗藤珠美の何でも人生相談(前編)/栗藤珠美の何でも人生相談(後編)/現代社会学特論「椎名林檎、高らかに現役復帰!(12)」/広報産業概論「駅の吊革広告に『ときメモ』」/競馬学特論「G1予想・天皇賞(春)」/現代社会学特論「椎名林檎、高らかに現役復帰!(11)」/演習(ゼミ)「現代マンガ時評」(4月第4週分) |
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平成14年5月2日 |
栗藤珠美の何でも人生相談(前編) | ||||
みなさん、改めまして、はじめまして&こんにちは♪ 栗藤珠美です。前回の学園祭に引き続き、今日も私が講義を担当させていただくことになりました。 とは言っても、今日はいつもの講義形式ではなく、ちょっと普段とは違ったスタイルで、皆さんとご一緒しようと思います。 その名も、「栗藤珠美の何でも人生相談」。 いわゆる五月病などで、もうすぐ精神的に不安定になってしまうこの時期、受講生の皆さんが抱えているお悩みについて、私が解決のお手伝いをさせていただこうという特別企画です。 そう言う私もまだまだ若輩者で、人生相談だなんて僭越だと思われるかもしれませんが、それでも出来る限りの誠意をもってお答えしますので、どうかよろしくお願いしますね♪ それでは早速、最初の相談から……。
あー、なんだか5年くらい前の私を見ているようで、ちょっぴり懐かしくなって来ますね(微笑)……あ、ごめんなさい、Aさんにとっては大変な悩みなんですよね。 うーん、そうなんですよねー。高校3年生になったら訊かれちゃうんですよね、「進路はどうすんだ?」って。 逆に言うと、甘い見通しのままで「将来の夢」だけ語られても困りモノです。 例えば、これは私の上司の駒木博士が、高校のお仕事の中で先輩の先生からお聴きした、ある生徒さんの進路に関する話らしいんですけど、 「オレ、音楽に関わる仕事やりたいんっすよ」 …って自信満々に語るらしいんですよ、その生徒さん。でも、実際に何やってるかって訊いてみれば、家で歌本を見ながらギターをちょっと弾いてるだけで、作詞・作曲はもちろん、バンド活動やストリートライブすらやったことが無かったんですって(苦笑)。 そんな感じで、完全に音楽活動に関する大局観が欠けているのに、「高校出たら音楽やりながらフリーターする」ってところだけは明確なビジョンが出来ているらしいんですね(苦笑)。「困ったもんだよなー」って博士も苦笑してましたけど、ホントそうですよね(苦笑)。 あ、そういう駒木博士も、ご自分の「将来の夢」では相当悩まされているらしいですよ。 「俺さぁ、小学3年の頃に『物書きになりたい』って決めて、中学生の時には『物書きになれるまでは学校の先生やるぞ』って決めたんだよね。 ……ですって。Aさん、分かります? 大学ってトコは、ただ行くだけなら、たくさんお金を取られるだけで特に得も損もしないトコなんですよね。講義1年間受けるくらいなら、図書館で本を4〜5冊借りて読んだ方が勉強になりますし。 あと、フリーターに関してですけど、高校生のあなたには「フリーター」って言葉が、ある意味カッコイイ響きに聞こえるのかもしれないですけど、現実は甘くないですよ。 あなたには、まだ大きな可能性と、そして「まだ何をするのか決めてなければ大学に行ったらどう?」って言ってくれるご両親がいらっしゃるんですから、慌てず騒がず、モラトリアムを謳歌すればいいんじゃないでしょうか?
さて。では、次の相談に。あ、これも10代の女の子からですね。
あー、失恋しちゃったんですね……。 でもね。 あなたは、やろうと思っても出来ない人生経験が出来たんです。それも、人間的に大きく成長させてくれる貴重な経験を、です。 今はまだ悲しいだけでしょうけど、もうしばらくすると、世の中が今までとは全く違うものに見えて来て、自分が随分と大人になったように思えてくるようになるんです。 普段から「社会学講座」を受講されてる方はご存知でしょうけど、駒木博士も、 そう、あれは去年の冬、成人式に行った時のことです。 彼、とっても豪華な晴着を着て、会場前に立ってました。 その時の彼、綺麗だったなあ……(遠い目) ………… ……………… ……………………は! ごめんなさい、ちょっとその時のことを思い出して、惚けてしまってました。 ……ま、ですからBさん、今はとても辛いでしょうけど、これを糧にして頑張っていきましょう! 絶対、良いことありますよ♪
…………………………。 ……それは、私に訊くよりも、あなたの股間に直接お尋ねになるのがよろしいんじゃないですか!?
……まったく。せっかく良い感じになってきたと思ったら……(怒)。 あー、もう。次いきましょう、次!
うわ……。ちょっとこれはシビアな質問ですね…。 …う〜ん、これは私1人ではお答えするのが難しい質問ですので、駒木博士にも入ってきていただいて、2人でご相談にお答えしたいと思います。 駒木:「…はい、どうも。駒木ハヤトです」 | |||||
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平成14年5月2日 |
栗藤珠美の何でも人生相談(後編) | ||
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……では、再び私こと栗藤珠美1人で講義を続けます。じゃあ次の相談ですね。もう男性の方の相談はアレですから、女の子限定で行きましょう。
ハハハ……(力ない笑い)。 どうしましょうか、この相談。胸を大きくする方法をご存知の方がいらっしゃったら、是非私もお聴きしたいんですが(苦笑)。 私も中学生から高校生にかけての頃は、そりゃもう、色々やったんですよー。 でも、最近は胸が大きいとか小さいとか、そんなに気にならなくなりましたね。 ここだけの話、結構胸が小さい方がお好きな男性の方って多いんですよ。ほら、今も目の前にいらっしゃる方の中で、「うんうん」って、何回もうなずいている方が……(笑)。 さっき出ていらした駒木博士も、いつだったかお酒が入った時に、 だから、そんなに焦らなくていいですよ。どうせお腹に赤ちゃん出来たら、嫌でも大きくなりますし。あ、でも期間限定ですけどね。 それにインターネット業界には、こういう私たちの味方をしてくれる所があったりするんです。もし、良かったら、そちらでもお話などしてみてはいかがですか?
……さて、時間も来ましたし、これで終了ということで……… え? まだもう1つ相談があるんですか? ……あ、はい。それじゃもう1つだけ。
え、え、ええええ!? (ダースベーダーのテーマをバックに、体重計を抱えた駒木博士登場) 珠美:「は、博士っ!?」 | |||
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4月29日(月・祝) 現代社会学特論 |
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祝日だろうが講義を実施する、我が社会学講座、今日も平常業務です。ただし、明日はウィークデーですので、短めの講義になります。ご了承下さい。 ↓レジュメへのリンク一覧です
さて前回は、『ここでキスして。』で初のスマッシュヒットを達成した林檎さんが、さらなる音楽活動を進めるも入院加療を余儀なくされて……というところまでお話しました。 肝心なところで戦線離脱を余儀なくされた林檎さん。しかも1stアルバム『無罪モラトリアム』の発売は目前に迫っていました。当時の林檎さんの心情といったら、無念でたまらなかったと思われます。 しかしこの時既に、“椎名林檎”という一本の木に大きな実をつける準備が全て整っていたのです。 1999年3月第2週のオリコン・アルバム週間ランキング、この週に初登場となった『無罪モラトリアム』は、いきなり2位にランクインしました。 そして『無罪モラトリアム』は、当の林檎さんが療養中であるにもかかわらず、何週間経っても滞る事無く売れ続けてゆきました。大半のレンタル店は仕入れの数を読み違え、何週間経とうと全てのCDが“レンタル中”状態で、ようやくレンタルできた頃には歌詞本がセロハンテープで補強されている有様でした。 結局、この『無罪モラトリアム』は、通算78週100位以内にランクイン。累計売上枚数も143万枚と、デビューアルバムにして見事ミリオンを達成しました。 そして、療養から復帰すると同時に、J-popのメジャーアーティストの仲間入りを果たした林檎さんは、大ヒットに奢る事無く、さらに精力的な活動を続けていきます。 まずは初の全国ツアー・「先攻エクスタシー」をスタート。今ではお馴染みとなった拡声器を初めて使用したのがこの時です。その他、当時のトレードマークであったSM用ムチはもちろん、タンポンやコンドームもライブの彩りを添えたと報告されています。 さらには松任谷由美──ユーミンのトリビュート・アルバム『DearYuming』収録の『翳りゆく部屋』に参加するという名誉にも与ります。これは、椎名林檎という名前が業界の隅々にまで浸透していた事を証明する出来事でもありました。 そしてこの時期、最も印象的な出来事は秋にありました。 この“東芝EMIガールズ”、1人は宇多田ヒカル、そしてもう1人が椎名林檎さんだったのです── この時の歌は、一般人シャットアウトのシークレットライブだったにも関わらず、どこからともなく録音テープが流通し、やがて大ブームを迎えた“ナップスター”を媒介に、全国各地のハードディスクへと行き渡っていきました。この曲聴きたさに“ナップスター”をダウンロードした人も多いと言われ、まるでVHSに対する『洗濯屋ケンちゃん』のような存在になったという伝説が囁かれています。 デビューから1年余、デビューに失敗したはずの新人アーティスト・椎名林檎は、いつの間にか押しも押されぬトップ・アーティストの地位を確立していました。 ですが、この時、彼女の心中にはある1つの決心が秘められていたのでした── (次回へ続く) |
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4月28日(日) 広報産業概論 |
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受講生の方でも、日頃よく電車を利用される方も多いと思います。 駒木などは、必ずカバンの中に文庫本や雑誌を“完備”しておりますので、電車は一種の図書室のような役割を果たしており、有意義に時間を過ごしています。 ちょっと話がズレましたね。 そんな車内広告で代表的なものといえば、やはり週刊誌などの雑誌広告でしょう。まさに車内広告の花形とも言えます。 と、そんな消費行動に絶大な影響を与える車内広告に、一風変わった広告が登場しています。
……なんと、 元祖ギャルゲー・『ときめきメモリアル(以下、『ときメモ』と略)』(以下、『ときメモ』と略)』のタイピングソフト広告が、東京は山手線の吊革のカバー部分に掲載されるというニュースです。広告の内容は、『ときめきメモリアルタイピング」のロゴと、『ときメモ』に登場する女の子キャラがバストアップで描かれたイラストで構成されています。 ただ、この『ときメモ』吊革広告、目を引く事は確かなのですが、実効性としては疑問が残ります。 …この広告の成否は、後々までの販売成績を見た後に判断しなければなりませんが、このままいくと、結局は山手線の車内を、ピンクチラシで溢れた電話ボックス状態にしただけで終わってしまいそうな気がします。大丈夫でしょうか。
それにしても車内広告には、『ときメモタイピング』ばかりではなく、色々と変わった業種のものも存在します。 しかし、そんな多種多様な車内広告業界の中でも、とてつもなく異彩を放つ車内広告が存在します。主に神戸市営地下鉄や神戸電鉄でしかお目にかかれないローカル広告ですが、そのインパクトは明らかに世界ランカーのそれであります。 この「有馬ビューホテル」は、高級ホテル並の天然温泉浴場を完備し、宿泊者向けの料理も準一流クラスの旅館と遜色ないものを提供しているのが本来のウリ。まさにヘルスセンターの域を凌駕している、無闇矢鱈に凄い施設なのですが、何故か車内広告ではそこの部分には大して触れられていません。 まずはこの方から。
マジック中島&ひろみ
……こら、そこのキミ、「誰?」とか言わない! この中島さんは、小林旭の歌マネという、他のマジシャンには不可能な得意技を持った凄い人なんだぞ。
では続きまして…。日本音楽シーンの革命児! 全てのジャンルを超越した“ニューロック民謡”を標榜し、日本各地を拍手の渦に巻き込む凄い奴ら、その名も……
天馬鈴若とその一味!
……いや、「だから誰だよ?」とか言わない! ……では次に………え? もういい? どじょうすくい梅月流の重鎮・中西梅月! 故・春日八郎公認の後継者で、今は有馬を拠点に故人の遺業を語り次ぐ実力派歌手・柏木三千雄! テイチクレコードが誇る、北神戸一のデュエット・神戸文彦&新井由美! 神戸文彦さんは、なんと舞踊ショーの主演男優でもある、2足のわらじの芸達者。まさに演芸会のチョコボール向井であります。 そして、このステージを取り仕切る司会者は、「ワシじゃ、ワシじゃ」でお馴染みのものまね漫談師・坂本良! ……どうですか。この、全員の知名度を足しても「素人名人会」の“ごもくめし”とドッコイドッコイ、という凄まじいラインナップ。 ……と、このオン・ステージのお知らせが広告の大部分を占める「有馬ビューホテル」の車内広告。そのインパクトや絶大であります。ステージを見たい見たくないは別にして、広告を見た乗客全てに鮮烈な印象を叩き込むこの広告、まさに車内広告のお手本と言うべきものでありましょう。 今からでも遅くありません。『ときめきメモリアルタイピング』の車内広告は、「有馬ビューホテル」とのコラボレーション広告に変更し、乗客に問答無用のインパクトを叩きつける意匠で勝負するべきであります。 広告業界の明日はどっちだ!? といった、無用の波紋を巻き起こしつつ、今日の講義を終わります。(この項終わり) |
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4月27日(土) 競馬学特論 |
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◆天皇賞(春) 予定調和と裏切りの中で◆ あれはいつだったろうか。研究室で珠美ちゃんがこんな事を言っていた。 「春の天皇賞って、良いですよね。馬券は獲りやすいし、レースそのものも、大抵はハッピーエンドで終わるじゃないですか。良いレースが観られて、少しだけでもお金が増えるなんて、“ささやかな幸せ”って感じで良いと思いません?」 珠美ちゃんが競馬を見始めたのは高校に入学した1996年の春からだが、当時は完全な初心者で、レースの印象どころじゃないはずだから、彼女が話の前提としているのは翌97年以降のレースだと考えていいと思う。 では、僕も珠美ちゃんと同じ考えかというと、実はそうでもない。この天皇賞(春)というレースで僕は、ハッピーエンドとほぼ同じ数だけのバッドエンドを見せられている。96年のナリタブライアン−マヤノトップガン不発の時なんて、精神的にも経済的にも大いにダメージを受けたものだ。当時の僕は、量産型・福沢諭吉の肖像画を馬券販売機に突っ込んでしまう青臭いガキだったのだ。 それにしても、このイビツなハーモニーはどこに根源があるのだろうか。とりあえずはその理由を探るため、少しばかりこのレースの分析を試みてみたい。 過去10年の天皇賞(春)を振り返ってみると、各年度のメンバー構成によって、10のレースが大きく分けて4つのパターンに分類される事に気が付いた。 (1) 1頭の馬に人気が集中している“一本被り” 普通のレースでは、“卍どもえ(4頭で接戦)”や“実力伯仲(今年の皐月賞のような大接戦)”というパターンも見受けられるが、少頭数で個々の出走馬間の実力差が比較的大きい天皇賞(春)では、なかなかお目にかかれないようだ。 まず、(1)の“一本被り”パターンに当てはまるのが、93年(1番人気:メジロマックイーン)、94年(同:ビワハヤヒデ)、01年(同:テイエムオペラオー)の3回で、これらは3度とも平穏な結果に終わっている。即ち、1番人気馬の2勝2着1回、平均馬連配当443円である。 次に(2)の“一騎討ち”パターン。これは92年(メジロマックイーンVSトウカイテイオー)、96年(ナリタブライアンVSマヤノトップガン)、98年(メジロブライトVSシルクジャスティス)の3回。 (3)の“三つ巴”はどうだろうか? こちらは97年(マヤノトップガン、サクラローレル、マーベラスサンデー)、99年(スペシャルウィーク、メジロブライト、セイウンスカイ)、00年(テイエムオペラオー、ラスカルスズカ、ナリタトップロード)が該当する。00年に関しては(1)パターンに足を半分突っ込んでいるが、人気馬の成績などを考慮すると、こちらの方に入れた方が良いと判断した。 最後の(4)、“群雄割拠”パターンは95年。レース直前にナリタブライアンが戦線離脱をして、一気に混迷の度を深めたレースである。今に比べて最強馬クラスの故障が多かった当時には時折見られる光景であった。 人気通り収まったのは(1)と(3)のパターンで10年間に6度。荒れるのは(2)と(4)のパターンで4度。見事なまでに“イビツなハーモニー”といったところだろう。 一騎討ちが成立しないとしては、ただ単に「2頭とも凡走しない確率が低い」という理由の他に、人気馬の騎手が相手を潰しにかかるからでもあるのだろう。騎手は己が勝つことが最優先。客がどんな馬券を握ってようが関係無いのである。 …というわけで、僕がこのレースに抱く印象は、おそらく(2)のパターンが大きく影を落としていると言えるのではないかと思う。 さて。では今年の天皇賞(春)はどうか。 まずマンハッタンカフェは、年明け緒戦となった前走の日経賞で、自身を除けばオープン特別のようなメンバー相手に不可解な惨敗を喫した。 次はナリタトップロード。いやはや、それにしてもナリタトップロード、である。 さて、3強最後の1頭はジャングルポケット。
ところで、三つ巴の枠外に置かれた8頭はどう扱えば良いだろうか。 阪神大賞典はナリタトップロードが勝っているので詳しくは割愛するが、天皇賞(春)への影響度はダントツであるとだけ述べておこう。 阪神大賞典と並ぶ、天皇賞(春)のステップレース・日経賞を勝ちあがったのはアクティブバイオ。条件馬の身分から、大金星を挙げた形である。 もう1つのステップレースとされている大阪杯。これを勝ったのはサンライズペガサス。1番人気での快勝の上に、エアシャカールを破ったという付加価値も大きい。 貴重な3200mの重賞レース・ダイヤモンドSを勝ったのはキングザファクト。 現在、日本の平地レースでは最長距離のレース・ステイヤーズSを勝ったのはエリモブライアン。 変わったところではオープン特別の万葉S。今年の勝ち馬はアドマイヤロードだが、かつてラスカルスズカが圧倒的人気に応え、後の天皇賞2着に繋げたケースもあり、全く無視は出来ないであろう。 さらに変わったところでは、ダービー4着が勲章というボーンキング。 結局、3強への挑戦権を獲得出来そうなのはサンライズペガサスだけ、ということになるのではないか。本来はエリモブライアンも圏内に入れなければならないのだろうが、あまりにも臨戦過程が悪すぎる。調教で走れない馬が、3200mのレースで番狂わせを演じるだなんて、ちょっと虫が良すぎる話だ。 さて、ちょっと長々と文章を書き連ねすぎた。そろそろまとめに入ろう。
結局、本命は地力の最大値を買ってマンハッタンカフェとした。しかし、もちろん他の3強の2頭と差は無い。 珠美ちゃんは珠美ちゃんなりのハッピーエンドを思い浮かべているようだ。それもまた、良し。 貴方のハッピーエンドは、もう浮かんでいるのだろうか? |
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4月26日(金) 現代社会学特論 |
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いやはや、いつの間にか11回目ですよ。 ↓レジュメへのリンク一覧です
さて、先程の冒頭部分を、さりげなく「何卒」と締めましたが、このフレーズは林檎さんが『歌舞伎町の女王』のキャンペーン活動中、意識的に使用していたフレーズでありました。 ……と、そうした林檎さんの孤軍奮闘にも関わらず、2ndシングル『歌舞伎町の女王』のセールスが不発に終わってしまった事は、前回の講義で述べた通りです。
地道な活動ながら、さりげなく危ない橋も渡っている辺りが、いかにも林檎さんらしくて素敵です。また、図らずも、広末涼子と谷口崇の間における歌唱力とCDセールスの不整合が垣間見えてしまい、ややブルーにさせられたりもしますが。 更に、こうした一連の活動と並行して、林檎さんは3rdシングルの製作に力を注ぎます。 そして、年が変わって1999年。 3rdシングル『ここでキスして。』は、発売からオリコン週間ランキングで11→11→13→10→17位と渋太い売れ行きを見せました。一見地味な売れ行きに感じられますが、当時のある音楽業界人の言葉を借りると、「これまでの常識では全く“売れセン”じゃないこの楽曲でこの順位は驚異的。こんな(J-popらしくない)曲がオリコンでベスト10に入ったらアカンやろ、と思った」という、快挙ならぬ“怪挙”だったようです。 この成功で、これまで本来とは逆に回転していた運命の歯車が面白いように回り始めます。一気に増えたTV番組への露出、初めての単独ライブ敢行など、今までにも増して精力的な活動が目立つようになりました。 しかし、名古屋での単独ライブを終え、1stアルバム発売を目前に控えた2月、生まれつき丈夫でない体での激務が祟ったのか、林檎さんは“急性化膿性炎症”という病気で入院加療を余儀なくされてしまいます。 椎名林檎大ブレイクの時は、もう間近に迫っていたのです。 (次回へ続く) |
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4月25日(木) 演習(ゼミ) |
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週に1度のゼミの時間です。 そう言えば、先々週辺りから終わる終わらないで混乱してしまってた『サクラテツ対話篇』ですが、案の定というか今週で打ち切り最終回となりました。藤崎竜さんは連載3作目にして2度目の打ち切り。残る1つが、あの『封神演義』でしたから、まだまだ週刊から追い出される事はないでしょうが、次回作で正念場になるような感じですね。 では、今週分の作品レビューに移ります。今週のレビュー対象作は4作品(「ジャンプ」2作品、「サンデー」1作品、“その他”1作品)です。レビュー中の7段階評価の表はこちらをどうぞ。 ☆「週刊少年ジャンプ」2002年21号☆ ◎読み切り『ヒカルの碁・番外キャラ読切シリーズ・倉田厚』(作:ほったゆみ、画:小畑健) 不定期シリーズ連載の第5弾です。ちなみに次号で藤原佐為編が掲載されます。まだ和谷とか、葉瀬中編のキャラクターが結構残ってますので、まだしばらくこのシリーズは続きそうですね。(とか書いてると、佐為と和谷で終わり、とか発表されそうで怖いんですが) で、今回はプロ編、そして来るべき第2部のキーパーソンとなりそうな、巨漢強豪若手プロ棋士・倉田にスポットを当てた番外編です。 しかし、今回はもはや囲碁マンガじゃなくて競馬マンガになってしまってますねぇ。囲碁の対局シーンが出てくるのは最後の方の数コマだけ。まぁそれでも、主人公のヒカルを絡めながら、ちゃんとプロ棋士・倉田のルーツを探るという筋立てになってますので、違和感はほとんど無いんですが。このあたりはいつもながら感心させられます。 それにしても、このシリーズが始まるまで全く意識してなかったんですが、原作者のほったゆみさんって、かなりギャンブル系の話が相当好きみたいですね。少年マンガとしては、もはや異質と言っていいくらいです。ひょっとしたら、『ヒカ碁』が大団円を迎えた後は青年誌でギャンブルマンガでも始めるかもしれませんね。 ただ、競馬学の講師として言わせて頂くと、ディティールにおいて若干のミスが見受けられますので、指摘させて頂きます。 しかしそんな細かいミスをあげつらうよりも、作品全体の完成度を素直に評価するべきでしょうね。競馬のレース描写なんかも、「週刊少年マガジン」系の競馬マンガより余程リアルだったりしますし(笑)。
◎読み切り『HAT HAT HAT』(作画:吉津遼) 『HUNTER×HUNTER』の代原です。今週は休載理由が、いつもの「作者都合のため」ではなくて「急病のため」とあるので、かなり切羽詰った事情がありそうです。 それはさておき、この作品の作者・吉津遼さんは、第61回(2001年上半期)の「手塚賞」佳作と第58回(01年5月期)「天下一漫画賞」佳作の受賞者という、駆け出しの新人さん。「天下一──」の受賞作が増刊「赤マルジャンプ」に掲載されて以来の作品掲載という事になるのだと思います。 それでは、この作品は詳細にレビューを。 次にストーリーなんですが、う〜ん…………。 評価はB−。有り体に言えば、こういう作品を“独り善がり”と言うのでしょうね。悪くない素質を持っているだけに残念でした。今後はもう少し、読者に向けたサービス精神を持つように心がけてもらいたいものです。自分が「面白い」と思える作品を描く事も大事ですが、それが“自分だけ「面白い」”作品になってしまっては、雑誌に載せてお金を貰う意味は有りません。
☆「週刊少年サンデー」2002年21、22合併号☆ ◎新連載『一番湯のカナタ』(作画:椎名高志) 『GS美神極楽大作戦!!』で大ヒットを飛ばし、その前後に発表された作品でも好評価を得ている椎名高志さんの連載復帰作になります。 ストーリーの大筋は、「サンデー」本誌の表紙に載っていたキャッチコピーが的確なので、そのまま引用させて頂きます。 絵に関しては、当然ながら特に指摘する点も無いのですが、よくよく考えてみれば、椎名さんはこれだけたくさんの作品を描いている割には、キャラの描き分けがしっかり出来ているんですよね。マンガ家さんによっては、どの作品でも同じような顔が出てくる事があったりするのですが、椎名作品でキャラ顔のダブりというのは意外と少ないんじゃないでしょうか。 そしてストーリーですが、これが完成度が高くて驚きます。いや、本当は驚いてはいけないんでしょうけど。 評価はとりあえずA−。今後、新キャラが登場して話が更に盛り上がっていくならば、当然評価が上がる余地は十分にあります。読むのが楽しみな作品がまた1つ増えました。
《その他、今週の注目作》 ◎新連載『医龍-Team Medical Dradon-』(ビッグコミック・スぺリオール2002年10号掲載/作画:乃木坂太郎) 今回は「ビッグコミック・スペリオール」から注目作を紹介させていただきます。 まず作者紹介。乃木坂太郎さんは、1999年に「少年サンデー」の月刊増刊でデビュー、その後、2000年11〜12月に「週刊少年サンデー」で『キリンジ』という作品を短期集中連載していますが、人気が出ずに長期連載には至らず。その後は主だった活動は伝わって来ませんでしたので、恐らく今作が1年5ヶ月ぶりの復帰、及び青年誌への移籍第1作になるのだと思われます。 この作品は、一言で言えば医療モノ。それも「腐った大学病院医療に一石を投じる」というスタンスの作品です。 とりあえずの評価はA寄りのA−。是非、ご一読を。
……以上が今週分のレビューでした。それでは、また来週。 |